暗い気分で越年する [日記、雑感]
新年だからといって別におめでたい気分ではない。毎年そうだ。
こんな商売をやっていて正月がおめでたいわけなんかないのだ。
長年の事だが,クリスマスから正月休み明けにかけては毎度駆け込みでとんでもない依頼ごとが持ち上がる。そしてそのうちの一定数は正月明けでないと手の打ちようのない事態であり,使用者は不都合をかこったままで越年する羽目になる。
使用者はかき入れ時に障害を解決できなかった修理屋を逆恨みし,修理屋は未解決の問題を抱えたまま正月休みをある種のわだかまりとともに過ごす。不幸な構図だ。
製造元の工場は止まった,物流も止まった,問屋は休みに入った。
そういう時期に起こる障害は厄介だ。
現地で,しかもその日のうちに修理屋の脳味噌と手持ち材料だけで解決できる事などたかが知れている。
しかし,ある種のしょうもない使用者は,修理屋の携帯を鳴らしまくって修理をせがめば必ず問題は解決するものだと思い込む。何とかしてくれと喚き散らせばぶっ壊れた機材は必ずワンストップで修復されるものだと思えて仕方がないらしい。日頃機械の恩恵を被っているのは一体どこのどいつなのか,都合の悪いところだけは人任せのバカな連中だ。
言うまでもないが修理屋は魔法使いではないし普通の市井人であって私生活だって勿論ある。
大晦日の夕方に,どうやったって解決の見込みがない修理の依頼ごとや別段深刻でもなんでもない,我慢して使えなくもなかったり、代替のオペレーションで乗り切れなくもないような事でやれすぐ来いだの今来いだのと喚き散らすバカ共がうじゃうじゃ湧いて出るのがこの時期だ。
,会社組織としての厨房屋が休みに入ったときに限って日頃取引もないくせに俺の携帯に連絡を寄越して来てうちは困っているんだから何とかしてくれだとかなんだとか図々しい事を抜かす奴もいる。
ムシのいい野郎だ,モンキーかなにかでドタマをかち割ってやりたいような気分を度々俺は味わう。
『申し訳ありませんが,これは今年のものにはなりません。正月あけでないと対応は出来ません』と申し渡した時、しばしば客の表情には絶望の色が浮かぶ。
「それじゃあうちは仕事にならないよ!一体どうやって仕事をすればいいんだよ!」と彼は喚いて俺に詰め寄ってくる。
お気の毒な場面だ。かき入れ時に機械は動かず,業務には支障が出る。『こんなときに限って・・・・』と不条理な気分を噛み締める。いや全く,お気の毒なこった。
しかし,俺は過度な同情は持たない事にしている。
問題が発生した時だけ早く来いだの何とかしてくれだのどうしてくれるだのと,てめえの都合の事しか考えられないバカな使用者どもに,年頭この俺が金言を授けてあげよう。
利便性とリスクは比例するのだ。ボタンを一個押せば勝手に食器を洗ってくれるだとか,ほったらかしにしておいても一定温度を保って食材を保管してくれる箱(冷蔵庫の事な)なんていうのはこれ全てリスクなのだ。いつかの時点であんたがたの業務の安寧を脅かす時限爆弾でもあるのだ。
年末年始を機材の故障とともに過ごさざるを得ない,不自由をかこつ全国津々浦々の業務用厨房機材の使用者の皆さん!明けましておめでとうございます!
かき入れ時に機械がぶっ壊れての不条理は御愁傷様。しかしだ、不条理の連続の中を通り抜けていくのが人生ってもんだ。自分たちは普段通りの事をしたまんまで他人の携帯を鳴らしまくりさえすれば物事が必ず解決するなんて甘い考えを持つんじゃねえぜ。冷蔵庫が一台使えないくらいで営業できなくなるようなヤワな商売なら悪い事は言わんからとっとと畳んじまえ!
こんな商売をやっていて正月がおめでたいわけなんかないのだ。
長年の事だが,クリスマスから正月休み明けにかけては毎度駆け込みでとんでもない依頼ごとが持ち上がる。そしてそのうちの一定数は正月明けでないと手の打ちようのない事態であり,使用者は不都合をかこったままで越年する羽目になる。
使用者はかき入れ時に障害を解決できなかった修理屋を逆恨みし,修理屋は未解決の問題を抱えたまま正月休みをある種のわだかまりとともに過ごす。不幸な構図だ。
製造元の工場は止まった,物流も止まった,問屋は休みに入った。
そういう時期に起こる障害は厄介だ。
現地で,しかもその日のうちに修理屋の脳味噌と手持ち材料だけで解決できる事などたかが知れている。
しかし,ある種のしょうもない使用者は,修理屋の携帯を鳴らしまくって修理をせがめば必ず問題は解決するものだと思い込む。何とかしてくれと喚き散らせばぶっ壊れた機材は必ずワンストップで修復されるものだと思えて仕方がないらしい。日頃機械の恩恵を被っているのは一体どこのどいつなのか,都合の悪いところだけは人任せのバカな連中だ。
言うまでもないが修理屋は魔法使いではないし普通の市井人であって私生活だって勿論ある。
大晦日の夕方に,どうやったって解決の見込みがない修理の依頼ごとや別段深刻でもなんでもない,我慢して使えなくもなかったり、代替のオペレーションで乗り切れなくもないような事でやれすぐ来いだの今来いだのと喚き散らすバカ共がうじゃうじゃ湧いて出るのがこの時期だ。
,会社組織としての厨房屋が休みに入ったときに限って日頃取引もないくせに俺の携帯に連絡を寄越して来てうちは困っているんだから何とかしてくれだとかなんだとか図々しい事を抜かす奴もいる。
ムシのいい野郎だ,モンキーかなにかでドタマをかち割ってやりたいような気分を度々俺は味わう。
『申し訳ありませんが,これは今年のものにはなりません。正月あけでないと対応は出来ません』と申し渡した時、しばしば客の表情には絶望の色が浮かぶ。
「それじゃあうちは仕事にならないよ!一体どうやって仕事をすればいいんだよ!」と彼は喚いて俺に詰め寄ってくる。
お気の毒な場面だ。かき入れ時に機械は動かず,業務には支障が出る。『こんなときに限って・・・・』と不条理な気分を噛み締める。いや全く,お気の毒なこった。
しかし,俺は過度な同情は持たない事にしている。
問題が発生した時だけ早く来いだの何とかしてくれだのどうしてくれるだのと,てめえの都合の事しか考えられないバカな使用者どもに,年頭この俺が金言を授けてあげよう。
利便性とリスクは比例するのだ。ボタンを一個押せば勝手に食器を洗ってくれるだとか,ほったらかしにしておいても一定温度を保って食材を保管してくれる箱(冷蔵庫の事な)なんていうのはこれ全てリスクなのだ。いつかの時点であんたがたの業務の安寧を脅かす時限爆弾でもあるのだ。
年末年始を機材の故障とともに過ごさざるを得ない,不自由をかこつ全国津々浦々の業務用厨房機材の使用者の皆さん!明けましておめでとうございます!
かき入れ時に機械がぶっ壊れての不条理は御愁傷様。しかしだ、不条理の連続の中を通り抜けていくのが人生ってもんだ。自分たちは普段通りの事をしたまんまで他人の携帯を鳴らしまくりさえすれば物事が必ず解決するなんて甘い考えを持つんじゃねえぜ。冷蔵庫が一台使えないくらいで営業できなくなるようなヤワな商売なら悪い事は言わんからとっとと畳んじまえ!








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