携帯電話のジャンクメール対策を模索する [日記、雑感]
ありがちな話だ。俺の身の上にもこういうことは起こっている。
顕在化したのは三、四年くらい前からで,一晩放っておくと60件くらいのジャンクメールが溜まっておりびっくりしたものだ。
それらはその後増していく一方で一向に減る気配がない。
最近,俺の携帯電話の電源が切れており,連絡がつかない状態となって幾つかの得意先に迷惑をかける事態が起こった。俺が横着をしてこまめに充電していなかったせいもあるのだが、それよりも何よりも迷惑メールの数が以前に輪をかけて無茶苦茶に増えていることに気づいた。一晩ほったらかしにしておくと何と,優に百件以上のジャンクメールが俺の携帯電話には殺到してくるようになっていたのだった。こうしてのべつまくなしにメール着信の動作を行うせいで俺の携帯電話は電池の消耗が早いというのが真相らしい。
電池の消耗もそうだがそれ以上に困るのは本当に意味のあるメールを面倒臭さのあまり中身の確認もせずにいっぺんに削除してしまいかねない点だ。
何かいい対策はないものだろうか,と、あれこれ思案する次第。ひとまず近日中にAUショップにでも出向いて相談してみるとしようか。
顕在化したのは三、四年くらい前からで,一晩放っておくと60件くらいのジャンクメールが溜まっておりびっくりしたものだ。
それらはその後増していく一方で一向に減る気配がない。
最近,俺の携帯電話の電源が切れており,連絡がつかない状態となって幾つかの得意先に迷惑をかける事態が起こった。俺が横着をしてこまめに充電していなかったせいもあるのだが、それよりも何よりも迷惑メールの数が以前に輪をかけて無茶苦茶に増えていることに気づいた。一晩ほったらかしにしておくと何と,優に百件以上のジャンクメールが俺の携帯電話には殺到してくるようになっていたのだった。こうしてのべつまくなしにメール着信の動作を行うせいで俺の携帯電話は電池の消耗が早いというのが真相らしい。
電池の消耗もそうだがそれ以上に困るのは本当に意味のあるメールを面倒臭さのあまり中身の確認もせずにいっぺんに削除してしまいかねない点だ。
何かいい対策はないものだろうか,と、あれこれ思案する次第。ひとまず近日中にAUショップにでも出向いて相談してみるとしようか。
ついにメガネのご厄介となる [日記、雑感]
あるとき、修理屋にとって最も重要な身体器官は何かと考えてみたことがあり、結論としてそれは目だろうということになった。
修理屋としての成長は鈍化のポイントが二つあると思う。
一つ目については本題から外れるので別の機会に書き置いてみたい。ここでは二つ目のことを書くことにする。
直接的に,視力の低下を思い知らされ,メガネのご厄介になることを余儀なくされたのは自動車運転免許の更新手続きの場面でだ。
有り体に言えば視力検査で俺は無惨に弾かれた。裸眼で両方の合計は0.7を満たさなかった。それで俺は大変落胆しながら帰宅し,近所のメガネ屋さんを訪ねて早速一丁こしらえることにした。
思えば世間様にデビューした20と数年前,俺の視力は良好なのを飛び越して遠視だった。冗談抜きに両方裸眼で軽く2.0を超えていた。視力検査の表などは基準の立ち位置から数歩下がっても楽勝で一番下までバッチリ見えた程俺の視力は冴えまくっていたのだ。
冷媒管の仕事をするようになってガス溶接を手がけ始めてから俺の視力は見る見るうちに低下していった。働き始めて一年数ヶ月後の健康診断で俺の視力は既に1.0を割るようになり、それから後はじわじわと視力は下降線を辿り,昨今ついにメガネのご厄介と相成った次第。
視力の低下は確実に戦闘能力の衰えをもたらす。
以前であれば一瞥すれば内容が把握できたはずの配線図を近年ではネチネチしげしげと凝視し,シンボルを一本一本指で辿らないとならなくなった。薄暗い場所や小さいものを見るにも鮮明さが心許なく、自動車の運転も夜間や雨天では危なっかしい時がたまにあった。
メガネは嫌いだが背に腹は変えられないので俺は観念した。眼科医の診断によれば軽度の近眼で、これは不幸中の幸いだが乱視はないとのことだ。
明日の午後から,俺は眼鏡オヤジとなるわけだが現実社会で俺と接することのある読者諸兄,そういうわけだ。眼鏡のことについては聞かないで頂きたい。同じ話を人を変えて何度も繰り返すことを俺は好まない。以上,謹告。
修理屋としての成長は鈍化のポイントが二つあると思う。
一つ目は,彼女ができる、嫁をもらって家庭を持つ
二つ目は,視力が低下する
一つ目については本題から外れるので別の機会に書き置いてみたい。ここでは二つ目のことを書くことにする。
直接的に,視力の低下を思い知らされ,メガネのご厄介になることを余儀なくされたのは自動車運転免許の更新手続きの場面でだ。
有り体に言えば視力検査で俺は無惨に弾かれた。裸眼で両方の合計は0.7を満たさなかった。それで俺は大変落胆しながら帰宅し,近所のメガネ屋さんを訪ねて早速一丁こしらえることにした。
思えば世間様にデビューした20と数年前,俺の視力は良好なのを飛び越して遠視だった。冗談抜きに両方裸眼で軽く2.0を超えていた。視力検査の表などは基準の立ち位置から数歩下がっても楽勝で一番下までバッチリ見えた程俺の視力は冴えまくっていたのだ。
冷媒管の仕事をするようになってガス溶接を手がけ始めてから俺の視力は見る見るうちに低下していった。働き始めて一年数ヶ月後の健康診断で俺の視力は既に1.0を割るようになり、それから後はじわじわと視力は下降線を辿り,昨今ついにメガネのご厄介と相成った次第。
視力の低下は確実に戦闘能力の衰えをもたらす。
以前であれば一瞥すれば内容が把握できたはずの配線図を近年ではネチネチしげしげと凝視し,シンボルを一本一本指で辿らないとならなくなった。薄暗い場所や小さいものを見るにも鮮明さが心許なく、自動車の運転も夜間や雨天では危なっかしい時がたまにあった。
メガネは嫌いだが背に腹は変えられないので俺は観念した。眼科医の診断によれば軽度の近眼で、これは不幸中の幸いだが乱視はないとのことだ。
明日の午後から,俺は眼鏡オヤジとなるわけだが現実社会で俺と接することのある読者諸兄,そういうわけだ。眼鏡のことについては聞かないで頂きたい。同じ話を人を変えて何度も繰り返すことを俺は好まない。以上,謹告。
あんまり大和冷機を責めるなw [日記、雑感]
時たま,管理者としてアクセス解析なるページを開いてみると、かなり以前にあげたテキストが未だに毎日数件アクセスされていることに気づいた。
いままで大して気にしていなかったが,このブログの記事の数はそろそろ350かそこらくらいになっている。最も多くアクセスさrているのが以下の記事だ。
タイトル:大和冷機の冷蔵庫はもっと売れて良い
URL: http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2009-02-27
3年も前の記事が未だにチマチマと読まれているということか。アクセスの回数を調べてみると累計で大体五千件弱と言ったところだ。
元々,俺の糞ブログなど別段社会的影響力などあるわけがない。仕事帰りのオヤジが焼き鳥屋でグダを巻いている程度の内容しかないのは俺自身が一番わかっているつもりだ。
しかし五千件とは我ながらちょっと驚く。ろくすっぽ読み返してもいない書き飛ばしだがそんなに中身のあるテキストか?因にgoogleでキーワード『大和冷機』で検索してみると2ページ目だったか3ページ目に上記の記事が現れて俺は少しびっくりしたがネットの世界で五千件程度のアクセス数など鼻糞みたいなものだから,ここはgoogleの検索能力が凄いのだと見るべきだろう。
数日前,暇に任せてあれこれほじくり返してみるとどうも,ブラック企業への就職情報みたいなサイトがあり,その中の一つに大和冷機があり,そのページに上記記事へのリンクが貼られている。これまで書いたテキストのうち、俺のブログ記事のうちでは飛び抜けて高いアクセス数の理由はそれなのだろうなと見当をつけている。
世の中,就職難が喧伝されて久しいがそれでも大和冷機は求人難に窮することもなく新卒,中途併せて多くの社員を採用しているのだから就職あぶれ組やニート共が幾らネットで喚こうが騒ごうが痛くも痒くもないのが実相だ。大和の就労条件や給与体系は確かに大していいものではないがこの糞業界にはあれ程度の会社はゴマンとあるのであって特段ひどいうちには入らない。大和は年商400億円を超える一部上場の企業で一般人の目につき易いからたまたまクローズアップされているだけの話ではないのか。少なくともどこかのご立派な保険屋みたいにノルマが未逹だったら50かそこらの父さんなのに基本給の10万円くらいしか給料があたらないだとか言ったひどい仕打ちがあるわけでもないからむしろその分ブラック度合いは薄いのではないのか。
俺は,それどころか大和冷機というのは結構寛大なところのあるいい会社なんではないかとさえ思える時がある。ネットで悪口雑言述べ立てる奴というのはきっと退社した元社員なり、会社に不満のある在籍中の社員が多いのだろうが,これだけ長きにわたって悪口を言いまくられながらも大和冷機にはプロバイダーなりHPの運営に苦情を申し立てる気配がなく放置状態である。
大体,どれだけいい会社で働いていたにしたって退社した人なんていうのは大体元の職場をこき下ろすものだ。俺の学校の先輩で松下電工の管理職だった人がいる。電験2種にエネルギー管理士まで取得した切れ者で,その後設備運用のコンサルタント会社にヘッドハンティングされて現在雇われ社長の立場だが在職中に余程何かあったのか松下のことなんてもう,ボロクソにけなしまくってひどいもんだ。
落ち目とは言え腐っても鯛だ。天下の松下でさえそうなのだから厨房屋なんかの中途退職者が元の職場を良く言うはずなんかないのだ。
大和については某掲示板でいつもスレが立っている。在職中の社員が鬱憤晴らしだかなんだか知らんが書き込みをしていることもあるようだがこれも会社は放置しているようだ。
業務用冷機器業界大手の某社のスレなどは間接部門の社員と思しき奴が現れて某社の製品がいかに優秀で某社が立派であるかなどと白々しいたわ言を垂れ流しているが所詮厨房屋だ。幾ら偉そうな力み方をしたって目糞鼻糞なのだ。優秀もクソもあるもんか。こんな腐れコメントを真に受けるほど世間の人々はバカではないぜ。勤務中にあんな場所に顔を出して不満分子のあぶり出しでもやっているのだろうがこんな陰湿ぶりに比べれば大和冷機の対応はまあ寛大で好ましい部類ではないのか。ガス抜きを大目に見てやっているのか,それとも単に間抜けで気づいていないだけなのかどっちかわからんが。
別段,大和冷機を擁護するつもりはないがあれがブラック企業だというのなら業務用の厨房業界なんていうのは隅から隅まで真っ黒けであって白いところなんかどこにもありゃしない。ブラック企業が嫌ならどこか他の業界で職を探せばいいのだ。そんなうまい業界なり職場がそこら辺中にあるのなら,だが。
大体,就労条件のいい職場で既に働いている人というのはネットなんぞであそこの会社はブラックだ,だのなんだの騒いでいないものではないのか。俺の同級生の中には電力会社に就職したり公務員になったり旧財閥系の大会社で働いているやつが結構いるが概してこういう人たちはよその会社をあげつらってケチを付けるようなことは言わないものだ。こういうことでクソ会社の品評会みたいなものに熱中する奴なんていうのはおおかた俺のような社会の最底辺層に棲息するノータリンに決まってるのだ。
それに大体,ブラック企業どうのとか抜かしている名無し共自体の出来はどうなのか。俺の以前の勤務先は別段威張りも何も効かない3流会社でそれこそブラック企業体質満点のひどい職場だったが、新入社員の出来ときたら上っ面だけは大学卒とか言っているが重複を「じゅうふく」と読んでみたり分数やルートの計算もろくすっぽ出来なかったりで義務教育以下の低能児がワンサカいて頭痛がしてきたものだった。しょうもない会社の門を叩いてくるような奴はやはりしょうもない出来の奴が多いのだというのが俺の見方である。
歌の文句にもあったが人間,自分にふさわしいものを手に入れるように出来ているのだ。ネットでこき下ろされる大和冷機にだって長い社歴で立派な仕事を続けている人はゴマンといる。厨房屋の業界は確かに腐った業界だがこれくらい年がら年中プータローまがいの半端者を中途採用の正社員として拾ってくれる業界なんだからそこを少しは有り難いと思えよ就活中の三流大学生やバカニート共。そこでさえもろくすっぽ務まらなかった奴がギャーギャー抜かすのは自分のバカっぷりを曝け出しているのであって、実にみっともないことは自覚せい,と言っておこう。
いままで大して気にしていなかったが,このブログの記事の数はそろそろ350かそこらくらいになっている。最も多くアクセスさrているのが以下の記事だ。
タイトル:大和冷機の冷蔵庫はもっと売れて良い
URL: http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2009-02-27
3年も前の記事が未だにチマチマと読まれているということか。アクセスの回数を調べてみると累計で大体五千件弱と言ったところだ。
元々,俺の糞ブログなど別段社会的影響力などあるわけがない。仕事帰りのオヤジが焼き鳥屋でグダを巻いている程度の内容しかないのは俺自身が一番わかっているつもりだ。
しかし五千件とは我ながらちょっと驚く。ろくすっぽ読み返してもいない書き飛ばしだがそんなに中身のあるテキストか?因にgoogleでキーワード『大和冷機』で検索してみると2ページ目だったか3ページ目に上記の記事が現れて俺は少しびっくりしたがネットの世界で五千件程度のアクセス数など鼻糞みたいなものだから,ここはgoogleの検索能力が凄いのだと見るべきだろう。
数日前,暇に任せてあれこれほじくり返してみるとどうも,ブラック企業への就職情報みたいなサイトがあり,その中の一つに大和冷機があり,そのページに上記記事へのリンクが貼られている。これまで書いたテキストのうち、俺のブログ記事のうちでは飛び抜けて高いアクセス数の理由はそれなのだろうなと見当をつけている。
世の中,就職難が喧伝されて久しいがそれでも大和冷機は求人難に窮することもなく新卒,中途併せて多くの社員を採用しているのだから就職あぶれ組やニート共が幾らネットで喚こうが騒ごうが痛くも痒くもないのが実相だ。大和の就労条件や給与体系は確かに大していいものではないがこの糞業界にはあれ程度の会社はゴマンとあるのであって特段ひどいうちには入らない。大和は年商400億円を超える一部上場の企業で一般人の目につき易いからたまたまクローズアップされているだけの話ではないのか。少なくともどこかのご立派な保険屋みたいにノルマが未逹だったら50かそこらの父さんなのに基本給の10万円くらいしか給料があたらないだとか言ったひどい仕打ちがあるわけでもないからむしろその分ブラック度合いは薄いのではないのか。
俺は,それどころか大和冷機というのは結構寛大なところのあるいい会社なんではないかとさえ思える時がある。ネットで悪口雑言述べ立てる奴というのはきっと退社した元社員なり、会社に不満のある在籍中の社員が多いのだろうが,これだけ長きにわたって悪口を言いまくられながらも大和冷機にはプロバイダーなりHPの運営に苦情を申し立てる気配がなく放置状態である。
大体,どれだけいい会社で働いていたにしたって退社した人なんていうのは大体元の職場をこき下ろすものだ。俺の学校の先輩で松下電工の管理職だった人がいる。電験2種にエネルギー管理士まで取得した切れ者で,その後設備運用のコンサルタント会社にヘッドハンティングされて現在雇われ社長の立場だが在職中に余程何かあったのか松下のことなんてもう,ボロクソにけなしまくってひどいもんだ。
落ち目とは言え腐っても鯛だ。天下の松下でさえそうなのだから厨房屋なんかの中途退職者が元の職場を良く言うはずなんかないのだ。
大和については某掲示板でいつもスレが立っている。在職中の社員が鬱憤晴らしだかなんだか知らんが書き込みをしていることもあるようだがこれも会社は放置しているようだ。
業務用冷機器業界大手の某社のスレなどは間接部門の社員と思しき奴が現れて某社の製品がいかに優秀で某社が立派であるかなどと白々しいたわ言を垂れ流しているが所詮厨房屋だ。幾ら偉そうな力み方をしたって目糞鼻糞なのだ。優秀もクソもあるもんか。こんな腐れコメントを真に受けるほど世間の人々はバカではないぜ。勤務中にあんな場所に顔を出して不満分子のあぶり出しでもやっているのだろうがこんな陰湿ぶりに比べれば大和冷機の対応はまあ寛大で好ましい部類ではないのか。ガス抜きを大目に見てやっているのか,それとも単に間抜けで気づいていないだけなのかどっちかわからんが。
別段,大和冷機を擁護するつもりはないがあれがブラック企業だというのなら業務用の厨房業界なんていうのは隅から隅まで真っ黒けであって白いところなんかどこにもありゃしない。ブラック企業が嫌ならどこか他の業界で職を探せばいいのだ。そんなうまい業界なり職場がそこら辺中にあるのなら,だが。
大体,就労条件のいい職場で既に働いている人というのはネットなんぞであそこの会社はブラックだ,だのなんだの騒いでいないものではないのか。俺の同級生の中には電力会社に就職したり公務員になったり旧財閥系の大会社で働いているやつが結構いるが概してこういう人たちはよその会社をあげつらってケチを付けるようなことは言わないものだ。こういうことでクソ会社の品評会みたいなものに熱中する奴なんていうのはおおかた俺のような社会の最底辺層に棲息するノータリンに決まってるのだ。
それに大体,ブラック企業どうのとか抜かしている名無し共自体の出来はどうなのか。俺の以前の勤務先は別段威張りも何も効かない3流会社でそれこそブラック企業体質満点のひどい職場だったが、新入社員の出来ときたら上っ面だけは大学卒とか言っているが重複を「じゅうふく」と読んでみたり分数やルートの計算もろくすっぽ出来なかったりで義務教育以下の低能児がワンサカいて頭痛がしてきたものだった。しょうもない会社の門を叩いてくるような奴はやはりしょうもない出来の奴が多いのだというのが俺の見方である。
歌の文句にもあったが人間,自分にふさわしいものを手に入れるように出来ているのだ。ネットでこき下ろされる大和冷機にだって長い社歴で立派な仕事を続けている人はゴマンといる。厨房屋の業界は確かに腐った業界だがこれくらい年がら年中プータローまがいの半端者を中途採用の正社員として拾ってくれる業界なんだからそこを少しは有り難いと思えよ就活中の三流大学生やバカニート共。そこでさえもろくすっぽ務まらなかった奴がギャーギャー抜かすのは自分のバカっぷりを曝け出しているのであって、実にみっともないことは自覚せい,と言っておこう。
閉店間近いラーメン店にて侘び寂びのひととき(続き) [日記、雑感]
前回のテキストはついつい長くなり過ぎたので二つに分けることにした。俺の文章はどうも無用に長くなり過ぎる嫌いがある。
http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2012-03-15 の続きです。
ベークライト基盤に実装されていたのは主にリレーソケットで,ICのようにデリケートな扱いを要求されるものはなかった。設計の古さがここでは幸いしたわけだ。
基盤のハンダ箇所全てにあげ直しを行うのは小一時間で終了した。
機体に組み込んで試運転を行うと俺の処置はうまくいっていて,ソケットに差し込んだリレーをつまんで揺すっても今度は誤動作が出ない。
試運転を四,五回行い,動作を確認した後に処置がうまくいった旨を俺は旦那さんに告げた。
「やった,やった!ああ助かった,有り難うございます!」店主は俺の腕を掴んで大喜びの様子だった。
機体自体は古いのでこれから先のことは読めないのだと俺は釘を刺した。旦那さんに対してというよりも,たまさか苦し紛れがうまくいっただけの話でお客さんと一緒になって舞い上がってはいけないと俺は自分自身に釘を刺したのだ。
そうとは言っても俺は生身の人間であって自分の所為で他人が喜ぶのを見て悪い気はしない。作業が終わってから旦那さんが灰皿とお茶を用意してくれたので少し休ませてもらうことにした。
修理代は幾らかと聞かれて8千円と答えると旦那さんは財布から一万円札を抜き出して俺に渡したが、おつりを渡そうとすると彼は頑として受け取ろうとしなかったので俺は困った。
お金を余計に頂いて何を困ることがあるか,というのは素人考えだ。
年がら年中,もたついたり失敗を繰り返したりしているのが俺の実相であって一つの粗相によって悪印象を与えることは一定割合で必ず起きる。
俺の経験則としてはその場面で,ここでの旦那さんのように基本的に善良で,感情的なもので言動が左右され易い方ほど反動として生まれるマイナスイメージも大きいものだ。それを避けたいとそのとき俺は思った。
「出来ればこの先,継続的にお取引をさせて頂ければ有り難いと俺は願っています。出費はそのとき必ず起きます。だから今,提示額以上のお金を受け取るのは良くないと思います」というようなことを確か話したと思う。
しかし旦那さんは余計な分は俺の気持ちだから受け取ってくれと言って断固引かない。押し問答を続けるのは不毛なのでその場では有り難く頂くことにした。
お金を余計に頂いてそのままでいるのはどうにもばつが悪い。
出来ることがあるとすれば,俺がお客さんとしてそのお店にお金を還元することだろう。
そんな風に思えたのでその後,俺は時たまそのラーメン店を訪れた。
少なくとも,そのとき余計に頂いたお金の分以上はお返しできたと思う。
そのラーメン店は夕方から深夜にかけて営業しており,昔ながらの古めかしい造りだったが馴染みのお客さんが多そうで売り上げは悪くなさそうに見えた。
開業以来40年,『継続は力なり』とはこういうことなのかと毎度俺はラーメンをすすりながら感じた。
ファーストコンタクトで修理代を二千円余計に頂いたこと以外には有り難いことに格別余録はない。その後,そのお店では一昨年,潰れたレイキ工業のコールドテーブルの修理が一回あった。これまた困ったシチュエーションだがまあ何とかできた。詳細は気が向けばそのうち書いてみるかもしれない。
「今年,店を畳むことにします。もう歳でね」
苦笑しながら旦那さんが話しかけて来た。時刻は午後の8時頃でお店が混み出すにはまだ時間があり,店内にいる客は俺一人だ。
「あんたには助けてもらった。あの時は助かった。メーカーに匙を投げられた時,俺はどうしようかと思ったんですよ」彼は四年前の出来事をついこの間のことのように話し出し,俺はラーメンを食いながら聞く。もっと早くあんたのことを知っていればなあ,店を畳むことを考え始めて,機材がどれもこれもガタガタになってからだったものなあ。20年以上前,店の売り上げがあって設備投資やら改修工事をどんどんやっていた頃あんたを知っていればなあ,と,旦那さんは仰った。
旦那さんの話を聞きながら色々と思い返してみるに,俺は自分の仕事が絶えず何かの終わりを見届けることなのだとあらためて考えた。閉鎖する施設,老朽化した建物や機材,キャリアを終えて隠居生活に入る人,ほんとに数限りなく見続けて来たし今もそうだ。
幾ら躍起になって抗ったところであらゆる物事は必ず終わる。終わり方が良いか悪いか,早いか遅いかの違いだけだ。
俺は単なる修理屋なり工事屋であって神様ではないから終わりを無効化することは出来ない。出来ることというのは終わりをほんの少しだけ先延ばしすることでしかない。あとは円満な終わり方である方向にナビゲートしていくくらいだろう。
「たまたまボロが出ないで済んだというだけの話です。仮に20年以上前に旦那さんが俺のことを知っていたとすれば恐らく,その後の時間の中のどこかで俺は旦那さんを怒らせたり失望させたりしたはずです」と俺は答え,会計を済ませて店を出た。
深い関わりではなかったが,悪い記憶を与えずに済む終わり方というのは何と言うか,ハートが暖まるものだと帰る道すがら俺は考えた。
少しばかり不思議なご縁でもある。
俺はその店の屋号は覚えているが旦那さんの名前も知らないままなのだ。
近い将来のある日あるとき、その界隈を歩いてみるとそのお店の看板は既にない。
旦那さんとその後どこかで遭うことはもうないだろう。
会計を済ませて店を出るときにお世話になりました,と,一言お礼を言っておいて良かった。
独りよがりみたいで気恥ずかしいが,こんなヤクザな商売にも美しい思い出の一つくらいは出来ないこともないってことだ。(この項終わり)
http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2012-03-15 の続きです。
ベークライト基盤に実装されていたのは主にリレーソケットで,ICのようにデリケートな扱いを要求されるものはなかった。設計の古さがここでは幸いしたわけだ。
基盤のハンダ箇所全てにあげ直しを行うのは小一時間で終了した。
機体に組み込んで試運転を行うと俺の処置はうまくいっていて,ソケットに差し込んだリレーをつまんで揺すっても今度は誤動作が出ない。
試運転を四,五回行い,動作を確認した後に処置がうまくいった旨を俺は旦那さんに告げた。
「やった,やった!ああ助かった,有り難うございます!」店主は俺の腕を掴んで大喜びの様子だった。
機体自体は古いのでこれから先のことは読めないのだと俺は釘を刺した。旦那さんに対してというよりも,たまさか苦し紛れがうまくいっただけの話でお客さんと一緒になって舞い上がってはいけないと俺は自分自身に釘を刺したのだ。
そうとは言っても俺は生身の人間であって自分の所為で他人が喜ぶのを見て悪い気はしない。作業が終わってから旦那さんが灰皿とお茶を用意してくれたので少し休ませてもらうことにした。
修理代は幾らかと聞かれて8千円と答えると旦那さんは財布から一万円札を抜き出して俺に渡したが、おつりを渡そうとすると彼は頑として受け取ろうとしなかったので俺は困った。
お金を余計に頂いて何を困ることがあるか,というのは素人考えだ。
年がら年中,もたついたり失敗を繰り返したりしているのが俺の実相であって一つの粗相によって悪印象を与えることは一定割合で必ず起きる。
俺の経験則としてはその場面で,ここでの旦那さんのように基本的に善良で,感情的なもので言動が左右され易い方ほど反動として生まれるマイナスイメージも大きいものだ。それを避けたいとそのとき俺は思った。
「出来ればこの先,継続的にお取引をさせて頂ければ有り難いと俺は願っています。出費はそのとき必ず起きます。だから今,提示額以上のお金を受け取るのは良くないと思います」というようなことを確か話したと思う。
しかし旦那さんは余計な分は俺の気持ちだから受け取ってくれと言って断固引かない。押し問答を続けるのは不毛なのでその場では有り難く頂くことにした。
お金を余計に頂いてそのままでいるのはどうにもばつが悪い。
出来ることがあるとすれば,俺がお客さんとしてそのお店にお金を還元することだろう。
そんな風に思えたのでその後,俺は時たまそのラーメン店を訪れた。
少なくとも,そのとき余計に頂いたお金の分以上はお返しできたと思う。
そのラーメン店は夕方から深夜にかけて営業しており,昔ながらの古めかしい造りだったが馴染みのお客さんが多そうで売り上げは悪くなさそうに見えた。
開業以来40年,『継続は力なり』とはこういうことなのかと毎度俺はラーメンをすすりながら感じた。
ファーストコンタクトで修理代を二千円余計に頂いたこと以外には有り難いことに格別余録はない。その後,そのお店では一昨年,潰れたレイキ工業のコールドテーブルの修理が一回あった。これまた困ったシチュエーションだがまあ何とかできた。詳細は気が向けばそのうち書いてみるかもしれない。
「今年,店を畳むことにします。もう歳でね」
苦笑しながら旦那さんが話しかけて来た。時刻は午後の8時頃でお店が混み出すにはまだ時間があり,店内にいる客は俺一人だ。
「あんたには助けてもらった。あの時は助かった。メーカーに匙を投げられた時,俺はどうしようかと思ったんですよ」彼は四年前の出来事をついこの間のことのように話し出し,俺はラーメンを食いながら聞く。もっと早くあんたのことを知っていればなあ,店を畳むことを考え始めて,機材がどれもこれもガタガタになってからだったものなあ。20年以上前,店の売り上げがあって設備投資やら改修工事をどんどんやっていた頃あんたを知っていればなあ,と,旦那さんは仰った。
旦那さんの話を聞きながら色々と思い返してみるに,俺は自分の仕事が絶えず何かの終わりを見届けることなのだとあらためて考えた。閉鎖する施設,老朽化した建物や機材,キャリアを終えて隠居生活に入る人,ほんとに数限りなく見続けて来たし今もそうだ。
幾ら躍起になって抗ったところであらゆる物事は必ず終わる。終わり方が良いか悪いか,早いか遅いかの違いだけだ。
俺は単なる修理屋なり工事屋であって神様ではないから終わりを無効化することは出来ない。出来ることというのは終わりをほんの少しだけ先延ばしすることでしかない。あとは円満な終わり方である方向にナビゲートしていくくらいだろう。
「たまたまボロが出ないで済んだというだけの話です。仮に20年以上前に旦那さんが俺のことを知っていたとすれば恐らく,その後の時間の中のどこかで俺は旦那さんを怒らせたり失望させたりしたはずです」と俺は答え,会計を済ませて店を出た。
深い関わりではなかったが,悪い記憶を与えずに済む終わり方というのは何と言うか,ハートが暖まるものだと帰る道すがら俺は考えた。
少しばかり不思議なご縁でもある。
俺はその店の屋号は覚えているが旦那さんの名前も知らないままなのだ。
近い将来のある日あるとき、その界隈を歩いてみるとそのお店の看板は既にない。
旦那さんとその後どこかで遭うことはもうないだろう。
会計を済ませて店を出るときにお世話になりました,と,一言お礼を言っておいて良かった。
独りよがりみたいで気恥ずかしいが,こんなヤクザな商売にも美しい思い出の一つくらいは出来ないこともないってことだ。(この項終わり)
閉店間近いラーメン店にて侘び寂びのひととき [日記、雑感]
怠けの悪循環からなかなか抜け出せずにいる。
というよりも生活していけるだけの裏付けがありさえすれば毎日毎日喰っちゃ寝喰っちゃ寝の生活くらい気持ちのいいものはない。
現に俺などは来月金欠で相当ゼンマイを巻いて生活していかなければならないのが明らかであるにも関わらず,たまさか今日明日の生活費に事欠かないだけのことでこんなに気持ち良く怠け続けているのだ。
怠け続けているうちに貧乏は貧乏なりに段々金遣いが荒くなってくる。ふと気がつくと一日中ひっきりなしに千円札をそこら辺中に放り投げているような具合だ。いかん,これではいかん。
来月の懐具合は決して楽ではないのだぞ,と自分に言いかせながらもついつい晩飯を作るのが面倒臭くなってふらふらと外出し,夕食を食うためにその辺を徘徊する。今日は繁華街の小路にあるラーメン屋さんに行った。
そのラーメン店には以前,俺がお仕事でお世話になったことが何度かある。最初に訪問したのは俺が商売を初めて四年目くらいだっただろうか。ある人の紹介でホシザキ製の食器洗浄機を修理しに行ったのが最初だ。

不定期的に運転が中断される,というのがその内容で他の例に漏れず不定期発生というところは修理屋にとって頭が痛い。
最初に受け持ったホシザキのサービスは随分手を焼いたらしい。10年以上も使い込んだ古い機体なのでリプレースを勧めたとかその後営業と何か悶着があったとか聞いたが詳細は忘れた。
何せその食器洗浄機は紆余曲折を経て俺の手にかかることになった。
オーナーの方はそのとき60代半ばで結構年配である。彼曰く,自分はもう結構な年齢なのでこの店をこの先長く続けるつもりがない。従って修繕が利かずにリプレースしなければならないようなことでは先のことを考えると無駄な投資となってしまうのでそれは避けたい、何とか使えるようにしてもらいたいとのことだった。
ご都合は理解しましたが安請け合いは出来ません,というのが最初に俺の返した言葉で、彼は何ともいえない目つきでわずかに表情を暗くした。
俺は修理屋であって魔法使いではない。出来ることには限度があり,限度を超えたことをなす能力はないのだ。機体の不具合を調べてみた上での話だが最悪,この先長くはない営業期間は食器は手洗いでという落としどころしかないという場合はあり得るのだ。そこは覚悟しておいて頂きたい、そんな俺の予防線に旦那さんは不承不承ながらそうなったら仕方がないね,と答えた。
問題の電気ボックスを引っ張り出しながら俺は自分もすっかり擦れっ枯らしになったもんだと自嘲した。いつの間にかこうして自分を守る術を身につけている。何度も痛い目に遭い続けているうちに自然とそうなった。
ボックスの中にはプリント基板があり,俺はそこが怪しいと見当をつけた。
国産機器にありがちなベークライトの安物基盤で,そこには何個かのリレーソケットがハンダ上げで取付けられていた。
洗浄機を運転させながら差し込まれたリレーを指で押してみると接点がカチャカチャと音を立ててチャタリングみたいな挙動を示す。『間違いないな・・・』たまには俺の勘も冴えている時がある。旦那さんは心配そうに俺の手元を覗き込みながらモノになりそうだろうかと問いかけて来た。
俺は洗浄機の電源を落とすと基盤を取り外して腰を上げた。所見としてはこうだ。
プリント基板のハンダあげ箇所が所々白っぽく変色し,劣化している。本来ならば基盤の交換なのだろうがもうその補修パーツはメーカー在庫がないそうなのでこの基盤が補修できるかどうかを試みる。ハンダをあげ直してもうまく動かなければ観念して頂きたい。これはギャンブルだ。結果はお約束できない。
「これまで15年も使って来て虫のいい考えなんだろうけどうまくいって欲しいなあ。お願いしますよ。どうかもうあと3、4年くらいは使えるようにしてください,何とか!」旦那さんが懇願した。
(以下続く)
というよりも生活していけるだけの裏付けがありさえすれば毎日毎日喰っちゃ寝喰っちゃ寝の生活くらい気持ちのいいものはない。
現に俺などは来月金欠で相当ゼンマイを巻いて生活していかなければならないのが明らかであるにも関わらず,たまさか今日明日の生活費に事欠かないだけのことでこんなに気持ち良く怠け続けているのだ。
怠け続けているうちに貧乏は貧乏なりに段々金遣いが荒くなってくる。ふと気がつくと一日中ひっきりなしに千円札をそこら辺中に放り投げているような具合だ。いかん,これではいかん。
来月の懐具合は決して楽ではないのだぞ,と自分に言いかせながらもついつい晩飯を作るのが面倒臭くなってふらふらと外出し,夕食を食うためにその辺を徘徊する。今日は繁華街の小路にあるラーメン屋さんに行った。
そのラーメン店には以前,俺がお仕事でお世話になったことが何度かある。最初に訪問したのは俺が商売を初めて四年目くらいだっただろうか。ある人の紹介でホシザキ製の食器洗浄機を修理しに行ったのが最初だ。

画像は本文とは関係ありません
不定期的に運転が中断される,というのがその内容で他の例に漏れず不定期発生というところは修理屋にとって頭が痛い。
最初に受け持ったホシザキのサービスは随分手を焼いたらしい。10年以上も使い込んだ古い機体なのでリプレースを勧めたとかその後営業と何か悶着があったとか聞いたが詳細は忘れた。
何せその食器洗浄機は紆余曲折を経て俺の手にかかることになった。
オーナーの方はそのとき60代半ばで結構年配である。彼曰く,自分はもう結構な年齢なのでこの店をこの先長く続けるつもりがない。従って修繕が利かずにリプレースしなければならないようなことでは先のことを考えると無駄な投資となってしまうのでそれは避けたい、何とか使えるようにしてもらいたいとのことだった。
ご都合は理解しましたが安請け合いは出来ません,というのが最初に俺の返した言葉で、彼は何ともいえない目つきでわずかに表情を暗くした。
俺は修理屋であって魔法使いではない。出来ることには限度があり,限度を超えたことをなす能力はないのだ。機体の不具合を調べてみた上での話だが最悪,この先長くはない営業期間は食器は手洗いでという落としどころしかないという場合はあり得るのだ。そこは覚悟しておいて頂きたい、そんな俺の予防線に旦那さんは不承不承ながらそうなったら仕方がないね,と答えた。
問題の電気ボックスを引っ張り出しながら俺は自分もすっかり擦れっ枯らしになったもんだと自嘲した。いつの間にかこうして自分を守る術を身につけている。何度も痛い目に遭い続けているうちに自然とそうなった。
ボックスの中にはプリント基板があり,俺はそこが怪しいと見当をつけた。
国産機器にありがちなベークライトの安物基盤で,そこには何個かのリレーソケットがハンダ上げで取付けられていた。
洗浄機を運転させながら差し込まれたリレーを指で押してみると接点がカチャカチャと音を立ててチャタリングみたいな挙動を示す。『間違いないな・・・』たまには俺の勘も冴えている時がある。旦那さんは心配そうに俺の手元を覗き込みながらモノになりそうだろうかと問いかけて来た。
俺は洗浄機の電源を落とすと基盤を取り外して腰を上げた。所見としてはこうだ。
プリント基板のハンダあげ箇所が所々白っぽく変色し,劣化している。本来ならば基盤の交換なのだろうがもうその補修パーツはメーカー在庫がないそうなのでこの基盤が補修できるかどうかを試みる。ハンダをあげ直してもうまく動かなければ観念して頂きたい。これはギャンブルだ。結果はお約束できない。
「これまで15年も使って来て虫のいい考えなんだろうけどうまくいって欲しいなあ。お願いしますよ。どうかもうあと3、4年くらいは使えるようにしてください,何とか!」旦那さんが懇願した。
(以下続く)
歯医者に通って自覚する怠け者の本性 [日記、雑感]
確定申告を終えて一段落と言ったところ。
今月もいつの間にか中近くとなったが俺の仕事は暇だ。どうしたもんか。
暇に任せてこれまで気になっていた痛み出した虫歯の治療に通うことにした。
ドクターに言わせると,俺は麻酔の効きが大変いい体質なのだそうだ。
治療後,同級生経営する某居酒屋で製氷機の排水修理を行っているうちに根治療のために打っていた麻酔が切れて治療している歯が段々痛み出して来た。
俺も人生,結構長いこと過ごして来たので虫歯の痛みなどというのは人が経験する痛みのうちでは決して最大級のものではないことくらいは体験的に知っているが,それでも感じのいいものではない。
こういう時の俺は実に簡単に勤労意欲が失せる。
大して仕事は立て込んでいないのでねぐらに戻って処方された痛み止めの薬を飲んでゴロゴロしているうちに猛烈な睡魔に襲われた。
今,こうしてテキストを書いている約二時間ほど前のことだ。(現在午後五時)
結果としては,今日も大した稼ぎはないまま『こんな時間から仕事なんかやってられっかよ,は!』と俺はこれから晩飯を喰いに出かけるのだ。
たまたま今は瞬間風速で手元に小金があるのでこんな怠惰な生活に明け暮れているが,我ながら怠けの神髄を究めるようなここ数日。
今月もいつの間にか中近くとなったが俺の仕事は暇だ。どうしたもんか。
暇に任せてこれまで気になっていた痛み出した虫歯の治療に通うことにした。
ドクターに言わせると,俺は麻酔の効きが大変いい体質なのだそうだ。
治療後,同級生経営する某居酒屋で製氷機の排水修理を行っているうちに根治療のために打っていた麻酔が切れて治療している歯が段々痛み出して来た。
俺も人生,結構長いこと過ごして来たので虫歯の痛みなどというのは人が経験する痛みのうちでは決して最大級のものではないことくらいは体験的に知っているが,それでも感じのいいものではない。
こういう時の俺は実に簡単に勤労意欲が失せる。
大して仕事は立て込んでいないのでねぐらに戻って処方された痛み止めの薬を飲んでゴロゴロしているうちに猛烈な睡魔に襲われた。
今,こうしてテキストを書いている約二時間ほど前のことだ。(現在午後五時)
結果としては,今日も大した稼ぎはないまま『こんな時間から仕事なんかやってられっかよ,は!』と俺はこれから晩飯を喰いに出かけるのだ。
たまたま今は瞬間風速で手元に小金があるのでこんな怠惰な生活に明け暮れているが,我ながら怠けの神髄を究めるようなここ数日。
タグ:歯医者
フラワーケースの修繕 [日記、雑感]
時たま,毛色の変わった修繕の依頼が飛び込んでくることはある。本日のメニューは花屋さんにある冷蔵ショーケースで天井面からオイルが滲んでくるとの依頼内容である。
画像は本文とは関係ありません。
オイルが滲んでくるということは冷媒が漏れているのであってとどのつまりガス漏れ補修を行うことになる。
営業中に溶接機だの真空ポンプだのと無粋な機材を持ち込んで何時間もどたばたやるのはまずいと判断して本日は冷媒を補充し,漏れ箇所を特定する作業に留めて本編は次回の定休日に行うことでご了解を頂いた。
この生花店がどうして俺のことを知っているのかは不明だが,フラワーケースとは言っても結局は冷蔵庫なのだから俺の脳味噌程度でもわからんこともないだろうし何と言っても金のためだ。断る理由はないな,と,結構高をくくりながらのお仕事であった。
多少横着な話だが,フラワーケースの温調は大体15℃で行われるので冷媒のチャージは結構適当にやってもちゃんと冷えるところは気楽である。
活動のフィールドとしては首尾範囲外だが機械自体には心得があるので何となくその分野を手がけているという意味では俺の場合医療用の冷蔵機器がある。
共通して言えることだが日頃の索漠とした食品関係,特に厨房でのお仕事に比べると同じ作業を行うにも拘らず色々な意味で心象風景が異なる。
第一にこれらの分野の使用者の方々は平均して厨房機材の使用者に比べればまだ幾らか修理屋に対してリスペクトを持って接してくださるのでこちらも物腰が普段よりも丁寧になっているのをしばしば自覚する。
第二に金だ。厨房にある業務用冷蔵庫に比べるとこれらの分野の方が(特に医療関係)明らかにギャラが良いし、修繕費が高額化してしまう状況に対しても物わかりが良い。
フラワーケースの上に上がって作業の合間に店内を鳥瞰すると気のせいではないと思うがやはり可処分所得がそれなりにありそうな方々が来店するのだな。
閉店間際の食品スーパーで半額の惣菜を漁るとか何でも一品286円の居酒屋でチューハイを飲んでいそうな人種は見かけない。
当然だが花を眺めていても空腹は満たされない。餓死してもいいから花を眺めていたいという人には今のところ俺はまだ会ったことがない。
言い換えれば花を眺めることを楽しめる人は一定程度,生活の基底部分は満たされてなお余剰な富のある方々なのだろうと想像する。店内に漂う食品分野と異なるムードというのはきっとそういうところに根ざしているのだ。
こういう得意先がもっと沢山あると俺のお仕事も少しは楽なのだろうな,と,俺はフラワーケースの天井に這いつくばってバルブレンチを操りながら考える。なごやかな雰囲気に率のいい作業単価の得意先だけで収入が満たされていればもう少し呑気な生活が送れそうな気はする。
しかしそういうことは起こらない。理由はわからないが俺の生活にそういう場面が訪れることはない。俺は軍手を油でベタベタにしながら何が飛び込んでくるのわからず、しょうもない依頼に戸惑いながら手探りでドタバタし,あたふたしながら切羽詰まった毎日を過ごしていくのだ。
作業が一区切りし,脚立に降りながら俺は後ろ髪を引かれる思いで商売道具を片付け始める。
これから出向く殺伐とした普段の客先のことを考えて気持ちを切り替える。こういう生花店のような得意先というのは,言ってみれば俺の日常にあっては特異点なのだ。中華丼に乗っかったウズラの卵とかショートケーキに乗っかったイチゴみたいなもので、そればっかり山盛りで出てくることはない。
後ろ髪を引かれるわけについてもう少し書く。
いつも思うが,生花店で働く女性というのは結構可愛い子が多いのだな、理由はよくわからんが。
尤も,従業員の女性で後ろ髪を引かれると言えば普段の仕事でお水さん関係の店舗で見かける刺激的な服装のネーチャン達も少し異なる意味で手仕舞いにかかるときには後ろ髪を引かれる思いを駆り立てる存在であることを白状しておこう。
画像は本文とは関係ありません。
オイルが滲んでくるということは冷媒が漏れているのであってとどのつまりガス漏れ補修を行うことになる。
営業中に溶接機だの真空ポンプだのと無粋な機材を持ち込んで何時間もどたばたやるのはまずいと判断して本日は冷媒を補充し,漏れ箇所を特定する作業に留めて本編は次回の定休日に行うことでご了解を頂いた。
この生花店がどうして俺のことを知っているのかは不明だが,フラワーケースとは言っても結局は冷蔵庫なのだから俺の脳味噌程度でもわからんこともないだろうし何と言っても金のためだ。断る理由はないな,と,結構高をくくりながらのお仕事であった。
多少横着な話だが,フラワーケースの温調は大体15℃で行われるので冷媒のチャージは結構適当にやってもちゃんと冷えるところは気楽である。
活動のフィールドとしては首尾範囲外だが機械自体には心得があるので何となくその分野を手がけているという意味では俺の場合医療用の冷蔵機器がある。
共通して言えることだが日頃の索漠とした食品関係,特に厨房でのお仕事に比べると同じ作業を行うにも拘らず色々な意味で心象風景が異なる。
第一にこれらの分野の使用者の方々は平均して厨房機材の使用者に比べればまだ幾らか修理屋に対してリスペクトを持って接してくださるのでこちらも物腰が普段よりも丁寧になっているのをしばしば自覚する。
第二に金だ。厨房にある業務用冷蔵庫に比べるとこれらの分野の方が(特に医療関係)明らかにギャラが良いし、修繕費が高額化してしまう状況に対しても物わかりが良い。
フラワーケースの上に上がって作業の合間に店内を鳥瞰すると気のせいではないと思うがやはり可処分所得がそれなりにありそうな方々が来店するのだな。
閉店間際の食品スーパーで半額の惣菜を漁るとか何でも一品286円の居酒屋でチューハイを飲んでいそうな人種は見かけない。
当然だが花を眺めていても空腹は満たされない。餓死してもいいから花を眺めていたいという人には今のところ俺はまだ会ったことがない。
言い換えれば花を眺めることを楽しめる人は一定程度,生活の基底部分は満たされてなお余剰な富のある方々なのだろうと想像する。店内に漂う食品分野と異なるムードというのはきっとそういうところに根ざしているのだ。
こういう得意先がもっと沢山あると俺のお仕事も少しは楽なのだろうな,と,俺はフラワーケースの天井に這いつくばってバルブレンチを操りながら考える。なごやかな雰囲気に率のいい作業単価の得意先だけで収入が満たされていればもう少し呑気な生活が送れそうな気はする。
しかしそういうことは起こらない。理由はわからないが俺の生活にそういう場面が訪れることはない。俺は軍手を油でベタベタにしながら何が飛び込んでくるのわからず、しょうもない依頼に戸惑いながら手探りでドタバタし,あたふたしながら切羽詰まった毎日を過ごしていくのだ。
作業が一区切りし,脚立に降りながら俺は後ろ髪を引かれる思いで商売道具を片付け始める。
これから出向く殺伐とした普段の客先のことを考えて気持ちを切り替える。こういう生花店のような得意先というのは,言ってみれば俺の日常にあっては特異点なのだ。中華丼に乗っかったウズラの卵とかショートケーキに乗っかったイチゴみたいなもので、そればっかり山盛りで出てくることはない。
後ろ髪を引かれるわけについてもう少し書く。
いつも思うが,生花店で働く女性というのは結構可愛い子が多いのだな、理由はよくわからんが。
尤も,従業員の女性で後ろ髪を引かれると言えば普段の仕事でお水さん関係の店舗で見かける刺激的な服装のネーチャン達も少し異なる意味で手仕舞いにかかるときには後ろ髪を引かれる思いを駆り立てる存在であることを白状しておこう。
オムロンから講習会の案内と配線図の読解について [日記、雑感]
仕事は相変わらず暇なので連日いそいそとお勉強を続けている。
PCL(Programmable Logic Controller)を学ぶにあたっては当然だが配線図の読み書きが出来なければならない。
現状,色々な機体に添付されたり技術資料に示されている配線図のシンボルは旧JIS,新JISが入り乱れており,PLCにはラダー(PLCの配線図)用のシンボルがまた別に存在するという何ともややこしい環境下にある。
俺は元々頭が悪い上に古い人間なので,頭の中に入っているのが旧JISで定められたシンボルしかない。それでラダーを書くにあたってはまず頭の中で旧JISの配線図を描き,それからラダーズに置き換えるという何とも非効率的な頭脳作業から未だに脱却できずにいる。
上図は旧JIS表記によるリレー回路をPLCのラダー図に置き換えたものである。いきなりスパッとラダー図を書けるようにはまだなれずにいる。要するに,まだまだ鍛錬が足らん。
些末なことのようで案外大きいと思えるのは配線図の読み書きにあたって表記法に慣れきってしまうことだとあらためて思う。
文章と同じく,配線図には縦書きと横書きがあることは基礎知識のある諸兄には既に承知のことと思う。母線が上から下に流れていくか左から右に流れていくかの違いな訳だが,俺の場合は横書きの配線図を読む機会がひどく多かったので書くときにも横書きばっかりになってしまう習慣が無意識のうちについていた。
その習慣が身体に染み付いた状態で縦書きオンリーのラダー図に接すると,何というかひと呼吸置きながら読んだり書いたりすることになってしまいこれまた大変効率が悪い。
ラダー図が書ける,などというのはまだまだ第一段階であって,実際の読み書きはパソコンから行わなければならないし、実装のやり方もまだ頭に入っていないのでまだまだ覚えなければならないことがある。目下身に付いている知識量は必要分の恐らく2割くらいしかないのではないか。道のりは遠い。
そのパソコンにしても読み書きのアプリはWindows版しかない。俺は現在Mac一辺倒で暮らしているので新たにWindowsのパソコンを一台買わなければならなさそうなのだ。
そんな風にしてドタバタしているうちにまるで俺の近況をどっかから見ているようにしてオムロンからメールが届いた。
一応俺はオムロンのI-web会員登録を済ませているのだが何と,俺の住むこの田舎町でオムロンの講習会が開かれるという。定員は15名で受講料は一万円也。
身近にPLCに明るい人がいないのでこの際受講しておこうか,と俺は思案した。幸か不幸か仕事は結構暇だし,相変わらずの貧乏暮らしだが受講料くらいは何とかならないこともない。
お勉強をしているうちにわかったことだが,PLCのコマンドにはメーカーによってある種方言がある。講習会で教わることというのはおよそ想像がつくが結構な部分,方言の勉強でもある。
してみると、実務の場面を想像してみた時,教わった方言をどれくらい活かせるだろうかという疑問が出てくる。
お仕事仲間や同級生にあれこれ聞いてみると,どうもPLCのシェアは三菱電機製が圧倒的でオムロンを含め,他社製品を見かける機会は大変少ないという。
どうせ覚えるのなら長いものには巻かれろで三菱にしておこうかと考えたが周辺の制御パーツはやはりオムロンの製品にバリエーションの豊富さはあり,システムアップはし易そうではある。
そういうわけで現在俺はあれこれと迷っており,講習会の参加もどうしたものかと思いあぐねている。貧乏なので一万円が惜しいのかという懐事情については惨めなので書かないっ!
PCL(Programmable Logic Controller)を学ぶにあたっては当然だが配線図の読み書きが出来なければならない。
現状,色々な機体に添付されたり技術資料に示されている配線図のシンボルは旧JIS,新JISが入り乱れており,PLCにはラダー(PLCの配線図)用のシンボルがまた別に存在するという何ともややこしい環境下にある。
俺は元々頭が悪い上に古い人間なので,頭の中に入っているのが旧JISで定められたシンボルしかない。それでラダーを書くにあたってはまず頭の中で旧JISの配線図を描き,それからラダーズに置き換えるという何とも非効率的な頭脳作業から未だに脱却できずにいる。
上図は旧JIS表記によるリレー回路をPLCのラダー図に置き換えたものである。いきなりスパッとラダー図を書けるようにはまだなれずにいる。要するに,まだまだ鍛錬が足らん。
些末なことのようで案外大きいと思えるのは配線図の読み書きにあたって表記法に慣れきってしまうことだとあらためて思う。
文章と同じく,配線図には縦書きと横書きがあることは基礎知識のある諸兄には既に承知のことと思う。母線が上から下に流れていくか左から右に流れていくかの違いな訳だが,俺の場合は横書きの配線図を読む機会がひどく多かったので書くときにも横書きばっかりになってしまう習慣が無意識のうちについていた。
その習慣が身体に染み付いた状態で縦書きオンリーのラダー図に接すると,何というかひと呼吸置きながら読んだり書いたりすることになってしまいこれまた大変効率が悪い。
ラダー図が書ける,などというのはまだまだ第一段階であって,実際の読み書きはパソコンから行わなければならないし、実装のやり方もまだ頭に入っていないのでまだまだ覚えなければならないことがある。目下身に付いている知識量は必要分の恐らく2割くらいしかないのではないか。道のりは遠い。
そのパソコンにしても読み書きのアプリはWindows版しかない。俺は現在Mac一辺倒で暮らしているので新たにWindowsのパソコンを一台買わなければならなさそうなのだ。
そんな風にしてドタバタしているうちにまるで俺の近況をどっかから見ているようにしてオムロンからメールが届いた。
一応俺はオムロンのI-web会員登録を済ませているのだが何と,俺の住むこの田舎町でオムロンの講習会が開かれるという。定員は15名で受講料は一万円也。
身近にPLCに明るい人がいないのでこの際受講しておこうか,と俺は思案した。幸か不幸か仕事は結構暇だし,相変わらずの貧乏暮らしだが受講料くらいは何とかならないこともない。
お勉強をしているうちにわかったことだが,PLCのコマンドにはメーカーによってある種方言がある。講習会で教わることというのはおよそ想像がつくが結構な部分,方言の勉強でもある。
してみると、実務の場面を想像してみた時,教わった方言をどれくらい活かせるだろうかという疑問が出てくる。
お仕事仲間や同級生にあれこれ聞いてみると,どうもPLCのシェアは三菱電機製が圧倒的でオムロンを含め,他社製品を見かける機会は大変少ないという。
どうせ覚えるのなら長いものには巻かれろで三菱にしておこうかと考えたが周辺の制御パーツはやはりオムロンの製品にバリエーションの豊富さはあり,システムアップはし易そうではある。
そういうわけで現在俺はあれこれと迷っており,講習会の参加もどうしたものかと思いあぐねている。貧乏なので一万円が惜しいのかという懐事情については惨めなので書かないっ!
日立工機の展示会 [日記、雑感]
例年2月初めには俺の住む町では日立工機の展示会がある。
例年思うが,確定申告の受付開始が1月15日で日立工機の展示会が2月1日というのは何やら暗示めいている。俺の心情としては,所得税に持っていかれるくらいならいっそのこと何か商売道具でも買い込んで(れっきとした設備投資だからな)来年は赤字申告を目指すぞ!といういささかヤケッパチな衝動に駆られる絶妙のタイミングに展示会の日程は設定されている。
もう一つ,ホームセンターみたいな場所では控えめな陳列だが工事材料の販売店に於いては、ということは職人連中の中に於いては日立のブランドイメージは圧倒的に高い。特に板金とか鉄工関係の職人となると日立一色である。
ネット上の情報では電動工具と言えば真っ先に上がってくる名前はマキタで、シェア的にはマキタが国内トップであるのは間違いない。しかし商売人の間ではその位置づけは必ずしも正しくない。
少なくとも俺の仕事仲間界隈でマキタというのは二流とは言わないが1.5流か良くても1.2流くらいの位置づけであってどう転んでも日立と対等のブランドイメージではない。ヒルティのロータリーハンマードリルは別格的例外として,日立以外のメーカーというのは販売店のしがらみ上だとか,購入するときに金がなかったので仕方なしにランクを落としただとか,使用頻度が低くてたまにしか使わない道具だからだとか、非力な安物でも構わないから少しでも小さく軽い道具がそのとき一時的に必要だったからだとかいうエクスキューズとともに購入されるものだと思い込んでいる。
俺の所持する電動工具のうち,メーカー別に数量を列記すると以下の通りだ。
日立 9台,マキタ3台,BOSCH1台
BOSCHの一台とは10年以上前に買い込んだ10mmの振動ドリルで,本体重量が軽い事以外には一つも取り柄がなく,まるっきり使い物にならん。日立製品の割合が高いのは俺が電動工具を買い込む問屋が機械材料や鉄工資材を扱う商社だからで,職人のメーカー志向というのは資材を購入する問屋に影響される傾向があると言えるかもしれない。
話が横道にそれたが何せ俺にとっての電動工具とはイコール日立だ。
展示会の会場は例年同じで,来場者は大抵どこかの販売店の案内状を持参している。俺を含めて客はどいつもこいつもオーバーオールだの防寒ジャンパー姿の,いかにも労務者風のむさい親父ばっかりで雪焼けなんだか焼酎焼けなんだか知らんが顔の赤いのが多い。軍手をはいて現れる奴もたまにいる。仕事の合間に現場を抜け出して見にきたのだろう。
来場者のうち,もっとも品の良さそうなのがせいぜい町の板金屋や鍛冶屋の親方社長程度というのが例年の傾向で何せ,そういう性格の展示会なのだな。
来場する人種が人種だけに,案内元に乗せられてあってもなくてもいいような道具をついつい買ってしまうのも例年通り会場の空気で,かく言う俺もそのうちの一人だ。毎年何か,必ず一つは注文書に書き込んでいる。
今年の買い物はハンディタイプのチップソーだ。
滞納した税金の支払いがしんどくて金はないのだが案内元の担当営業のいつにない愛想笑いについつい付き合ってしまうのが例年の習わしで、こういう習慣から抜け出せないところがいつになっても終わらない道具貧乏の原因なんだろう。
しばらくぶりにAmazon.comのリンクを貼ってみたがこんなもんまで売っているんだなあ
例年思うが,確定申告の受付開始が1月15日で日立工機の展示会が2月1日というのは何やら暗示めいている。俺の心情としては,所得税に持っていかれるくらいならいっそのこと何か商売道具でも買い込んで(れっきとした設備投資だからな)来年は赤字申告を目指すぞ!といういささかヤケッパチな衝動に駆られる絶妙のタイミングに展示会の日程は設定されている。
もう一つ,ホームセンターみたいな場所では控えめな陳列だが工事材料の販売店に於いては、ということは職人連中の中に於いては日立のブランドイメージは圧倒的に高い。特に板金とか鉄工関係の職人となると日立一色である。
ネット上の情報では電動工具と言えば真っ先に上がってくる名前はマキタで、シェア的にはマキタが国内トップであるのは間違いない。しかし商売人の間ではその位置づけは必ずしも正しくない。
少なくとも俺の仕事仲間界隈でマキタというのは二流とは言わないが1.5流か良くても1.2流くらいの位置づけであってどう転んでも日立と対等のブランドイメージではない。ヒルティのロータリーハンマードリルは別格的例外として,日立以外のメーカーというのは販売店のしがらみ上だとか,購入するときに金がなかったので仕方なしにランクを落としただとか,使用頻度が低くてたまにしか使わない道具だからだとか、非力な安物でも構わないから少しでも小さく軽い道具がそのとき一時的に必要だったからだとかいうエクスキューズとともに購入されるものだと思い込んでいる。
俺の所持する電動工具のうち,メーカー別に数量を列記すると以下の通りだ。
日立 9台,マキタ3台,BOSCH1台
BOSCHの一台とは10年以上前に買い込んだ10mmの振動ドリルで,本体重量が軽い事以外には一つも取り柄がなく,まるっきり使い物にならん。日立製品の割合が高いのは俺が電動工具を買い込む問屋が機械材料や鉄工資材を扱う商社だからで,職人のメーカー志向というのは資材を購入する問屋に影響される傾向があると言えるかもしれない。
話が横道にそれたが何せ俺にとっての電動工具とはイコール日立だ。
展示会の会場は例年同じで,来場者は大抵どこかの販売店の案内状を持参している。俺を含めて客はどいつもこいつもオーバーオールだの防寒ジャンパー姿の,いかにも労務者風のむさい親父ばっかりで雪焼けなんだか焼酎焼けなんだか知らんが顔の赤いのが多い。軍手をはいて現れる奴もたまにいる。仕事の合間に現場を抜け出して見にきたのだろう。
来場者のうち,もっとも品の良さそうなのがせいぜい町の板金屋や鍛冶屋の親方社長程度というのが例年の傾向で何せ,そういう性格の展示会なのだな。
来場する人種が人種だけに,案内元に乗せられてあってもなくてもいいような道具をついつい買ってしまうのも例年通り会場の空気で,かく言う俺もそのうちの一人だ。毎年何か,必ず一つは注文書に書き込んでいる。
今年の買い物はハンディタイプのチップソーだ。
滞納した税金の支払いがしんどくて金はないのだが案内元の担当営業のいつにない愛想笑いについつい付き合ってしまうのが例年の習わしで、こういう習慣から抜け出せないところがいつになっても終わらない道具貧乏の原因なんだろう。
しばらくぶりにAmazon.comのリンクを貼ってみたがこんなもんまで売っているんだなあ
厨房屋の業界とTPPについて低次元な妄想 [日記、雑感]
土曜日の午前中,年明けのドタバタが一段落したので元の勤務先に顔を出すと後任の所長殿は休日出勤で帳票類やら報告書の作成をしているところだった。
俺も会社員だった頃には同じような生活を送っていたので何だか少し気の毒な気が、だからといって自営業がいいのかと言えばそんな事は全然ない。自営は自営で別種のしんどさがある事はこの7年で嫌というほど思い知らされたし今もしんどさのまっただ中だ。
所用が済んで所長殿も一区切り付き,少しの間世間話に耽った。
話題は松下に吸収された三洋電機のサービス体制がまだ落ち着いておらず,三洋がらみの機材調達やら修繕やらの状況が幾らか混沌としているのでやきもきする場面があるというのがその中心だった。
電機業界は自動車と並んで日本国経済の優等生であり,屋台骨だった。
ここで”だった”と過去形で書かなければならないところに技術職の端くれとしては何ともいえない悲哀を感じるぞ,俺は。
屋台骨の自動車や電機産業は海外に生産拠点を置き,関税障壁など関係なしに現地で人を雇い,海外で製品を販売し,本国の業績なんぞ関係なしに一定の収益を上げる事だろう。
しかしそれは,これら業種の製品がワールドワイドで通用するだけの品質を備えているからこそ可能なのであって俺の棲息する業界の製品ともいえないような屑製品ではとてもじゃないが無理だ。
以前にも書いた事があるが,日本製の業務用厨房機材なんていうのはワールドワイドで言えば三流品ばっかりで欧米の市場ではまるっきり相手にされていない。唯一例外と言えそうなのは世界シェアが大体30%と推測されるホシザキの製氷機くらいだが米国市場で言えば既に30年近く前からアトランタに工場を造って現地生産しているので総販売数のうち国内と海外との生産比率がどうなっているのかは俺のような田舎住まいの小物には不明だが、何せ海外市場が売り上げの屋台骨であるような厨房屋なんていうのは国内にはないと言っていいのではないか。
輸出市場があろうがなかろうが会社として収益が上がり,社員を真っ当な就労環境や給料で雇用できていればそれでいいのだが現実には人材の定着率はどこもひどいものだしバブルが弾けてからはや20年になるが国内市場のパイはすっかり頭打ちでもはや急成長などどこの会社も望めない。
これまで俺がしつこく繰り返してきたように,この業界は日本国民のある属性を如実に体現しているところがある。その一つは物事に絶対性とか基準とか規範を自ら定めようとせず、周りの空気に流される事で何となく自分のやっている事には正当性があるのだと独りよがりに思い込む傾向だ。
同業者とこういう話をしていると,良くいるのが『いや,うちの会社はこないだこれこれのオーブンをどこそこの国に何台輸出した』だとか『今は中国でホテルを施工中だ』とかいった話題を返してくる奴だが,こんなものはその会社にとっては例外的な案件に決まってるのだ。
自分に都合の良さそうな些末な例外を持ち出して,それがさも全体的な傾向であるかのように語りたがるのは厨房屋に限らず世の中色々な場面で見かける。
まとまりのつかない展開だが,俺個人としては業務用の厨房機器製造業なんていうのはTPPに組み込まれて一度,完膚なきまでに叩きのめされないと次元の低い独りよがり体質を自覚できなさそうに思えている。
俺も会社員だった頃には同じような生活を送っていたので何だか少し気の毒な気が、だからといって自営業がいいのかと言えばそんな事は全然ない。自営は自営で別種のしんどさがある事はこの7年で嫌というほど思い知らされたし今もしんどさのまっただ中だ。
所用が済んで所長殿も一区切り付き,少しの間世間話に耽った。
話題は松下に吸収された三洋電機のサービス体制がまだ落ち着いておらず,三洋がらみの機材調達やら修繕やらの状況が幾らか混沌としているのでやきもきする場面があるというのがその中心だった。
電機業界は自動車と並んで日本国経済の優等生であり,屋台骨だった。
ここで”だった”と過去形で書かなければならないところに技術職の端くれとしては何ともいえない悲哀を感じるぞ,俺は。
屋台骨の自動車や電機産業は海外に生産拠点を置き,関税障壁など関係なしに現地で人を雇い,海外で製品を販売し,本国の業績なんぞ関係なしに一定の収益を上げる事だろう。
しかしそれは,これら業種の製品がワールドワイドで通用するだけの品質を備えているからこそ可能なのであって俺の棲息する業界の製品ともいえないような屑製品ではとてもじゃないが無理だ。
以前にも書いた事があるが,日本製の業務用厨房機材なんていうのはワールドワイドで言えば三流品ばっかりで欧米の市場ではまるっきり相手にされていない。唯一例外と言えそうなのは世界シェアが大体30%と推測されるホシザキの製氷機くらいだが米国市場で言えば既に30年近く前からアトランタに工場を造って現地生産しているので総販売数のうち国内と海外との生産比率がどうなっているのかは俺のような田舎住まいの小物には不明だが、何せ海外市場が売り上げの屋台骨であるような厨房屋なんていうのは国内にはないと言っていいのではないか。
輸出市場があろうがなかろうが会社として収益が上がり,社員を真っ当な就労環境や給料で雇用できていればそれでいいのだが現実には人材の定着率はどこもひどいものだしバブルが弾けてからはや20年になるが国内市場のパイはすっかり頭打ちでもはや急成長などどこの会社も望めない。
これまで俺がしつこく繰り返してきたように,この業界は日本国民のある属性を如実に体現しているところがある。その一つは物事に絶対性とか基準とか規範を自ら定めようとせず、周りの空気に流される事で何となく自分のやっている事には正当性があるのだと独りよがりに思い込む傾向だ。
同業者とこういう話をしていると,良くいるのが『いや,うちの会社はこないだこれこれのオーブンをどこそこの国に何台輸出した』だとか『今は中国でホテルを施工中だ』とかいった話題を返してくる奴だが,こんなものはその会社にとっては例外的な案件に決まってるのだ。
自分に都合の良さそうな些末な例外を持ち出して,それがさも全体的な傾向であるかのように語りたがるのは厨房屋に限らず世の中色々な場面で見かける。
まとまりのつかない展開だが,俺個人としては業務用の厨房機器製造業なんていうのはTPPに組み込まれて一度,完膚なきまでに叩きのめされないと次元の低い独りよがり体質を自覚できなさそうに思えている。
タグ:TPP
どさ回りに備えて自習の日となる [日記、雑感]
先月から今月にかけて,俺のお仕事は結構多忙である。いい事だ。
但しこの状況を単純に喜んではいられない。以前書いたように俺は固定資産税を滞納していてこやつの納付を済ませなければならないのと,金払いの悪いバカタレに引っかかってたちの悪い売り掛けを一件抱えているからだ。
何かこう,俺はマイナス要因を抱え込んで初めて闘志が湧いてくる性分の人間らしい。俺の周辺の複数人がそんな指摘をする。複数人にそう見えるのだからその指摘はきっと正しいのだろう。
要するに俺は,いつもマイナスとゼロの間を行ったり来たりしているのであってプラスの状態を更に伸ばしていく能力がない。情けない自己分析だがこれもきっと正しい。
新たに一件,(株)エフ・エム・アイ 様よりオファーが一件。Unox(ウノックス)のスチームコンベクションオーブンの修理依頼のため、明日は午後からおよそ120km離れた町までどさ回りである。
Unoxはイタリアの会社でここ数年,ワールドワイドに破竹の勢いで販売台数を伸ばしている。
http://www.unox.com/
スチームの発生は給水のインジェクションによってなされる簡素な形式だが,簡単ながら自動調理機能までも備える。実売価格が安い事もあってこれまでコンボスターやラショナルの物真似製品で劣化コピー競争に明け暮れてきた国内メーカーにとっては脅威であり驚異でもある。見よ。
実に何とも,スタイリッシュとはこういう佇まいのことを言うのだ。オープンキッチンに置いてあってもホールから見て一種,演出効果さえ生み出しそうなスタイリングではないか。これに比べたら国内製品なんていうのはどれもこれも垢抜けのしないクソ商品ばっかりだ。
イタリア製の食品機械は概ねかっこいい外見をしているがどこから見てもビスやボルトが見当たらす,修理の際には最初のうち,どこから手をつけていいのか考えあぐねているうちにどんどん時間をロスしていくのがこれまでの俺のパターンだ。いつもいじっているのであればさっさと作業が進んでいくのだろうが何せ田舎住まいなのでこういった機材の出回り量が少なく,ということは修理の機会も少ないのでなかなか構造が頭に入らない。
今回依頼元は俺のボンクラぶりを慮り,詳細な技術資料を送ってくださった。スチームコンベクションは各社仕様や構造がバラバラなのでこういうアシストは大変有り難い。
あと,問題なのは俺の理解度となる。それで本日,俺はサービスマニュアルを読んで明日に備える事で日曜日が丸々埋まった。金もない事だしちょうどいい休日の過ごし方なのかもしれない。
但しこの状況を単純に喜んではいられない。以前書いたように俺は固定資産税を滞納していてこやつの納付を済ませなければならないのと,金払いの悪いバカタレに引っかかってたちの悪い売り掛けを一件抱えているからだ。
何かこう,俺はマイナス要因を抱え込んで初めて闘志が湧いてくる性分の人間らしい。俺の周辺の複数人がそんな指摘をする。複数人にそう見えるのだからその指摘はきっと正しいのだろう。
要するに俺は,いつもマイナスとゼロの間を行ったり来たりしているのであってプラスの状態を更に伸ばしていく能力がない。情けない自己分析だがこれもきっと正しい。
新たに一件,(株)エフ・エム・アイ 様よりオファーが一件。Unox(ウノックス)のスチームコンベクションオーブンの修理依頼のため、明日は午後からおよそ120km離れた町までどさ回りである。
Unoxはイタリアの会社でここ数年,ワールドワイドに破竹の勢いで販売台数を伸ばしている。
http://www.unox.com/
スチームの発生は給水のインジェクションによってなされる簡素な形式だが,簡単ながら自動調理機能までも備える。実売価格が安い事もあってこれまでコンボスターやラショナルの物真似製品で劣化コピー競争に明け暮れてきた国内メーカーにとっては脅威であり驚異でもある。見よ。
実に何とも,スタイリッシュとはこういう佇まいのことを言うのだ。オープンキッチンに置いてあってもホールから見て一種,演出効果さえ生み出しそうなスタイリングではないか。これに比べたら国内製品なんていうのはどれもこれも垢抜けのしないクソ商品ばっかりだ。
イタリア製の食品機械は概ねかっこいい外見をしているがどこから見てもビスやボルトが見当たらす,修理の際には最初のうち,どこから手をつけていいのか考えあぐねているうちにどんどん時間をロスしていくのがこれまでの俺のパターンだ。いつもいじっているのであればさっさと作業が進んでいくのだろうが何せ田舎住まいなのでこういった機材の出回り量が少なく,ということは修理の機会も少ないのでなかなか構造が頭に入らない。
今回依頼元は俺のボンクラぶりを慮り,詳細な技術資料を送ってくださった。スチームコンベクションは各社仕様や構造がバラバラなのでこういうアシストは大変有り難い。
あと,問題なのは俺の理解度となる。それで本日,俺はサービスマニュアルを読んで明日に備える事で日曜日が丸々埋まった。金もない事だしちょうどいい休日の過ごし方なのかもしれない。
インチキ修理記録もう一丁 [日記、雑感]
今や当たり前の話だが携帯電話にはカメラの機能がついている。俺がそれを積極的に活用するようになったのは恥ずかしながらやっと昨年の夏頃からだ。
俺の人生は残り少ない。元々出来の悪いこの頭は昨今,ますます物覚えが悪くなってきているので現場で写真を撮っておく事で作業が助かるケースが結構ある事に気づいた。
同時にこうしてブログを書く際に,画像がくっついていれば諸兄にも状況がわかって頂き易いかな,と、柄にもないサービス精神も出てくる。
切羽詰まった場面の連続する例年の年末,これは12月24日の作業だ。
毎度ご厄介になり続けている某総合病院の栄養科から修理依頼があり,フードスライサーのコンベアーベルトがスリップして動かずにパニックが発生しているとの事。
この時の修理対象はエムラの製品ECAである。
テンションボルトの調整で解決できないかと電話で指示したがうまくいかないらしく出動と相成った次第だが,現場に乗り込んでベルトを取り外してみてたまげた。
積層構造の食品ベルトは貼り合わせ面が剥離している。要するに,運転時にベルトテンションをかけても剥離した内側だけがズルズル回転していて外側はまるっきり動かないので搬送もされない理屈だ。野菜くらい手で切ればいいじゃないかと諸兄は思われるかもしれないがここは病床数が700を超えるでかい病院なのだ。幾らなんでも股間用の食品ベルトが届くまでの約一週間、700人分を毎度手切りではかなわないだろうから応急で何とか使える状態にしなければならない。
以下,インチキ修理の手順
(1)ベルトは清掃後で濡れている状態なので近間にあった調理器具の消毒保管庫に放り込んで乾燥させ,水分を飛ばす。温度設定80℃,時間は20分程度で十分乾燥された。
(2)ベルトの剥離面にシリコンを塗りたくる。塗付量が少なければ貼り合わせ面が弱いし多すぎればはみ出して汚らしい。要するにヤマ勘と目検討でてきとうにやった。
(3)コンベアーフレームに取付けてこれまたヤマ勘でてきとうにテンションをかけて一晩放置する。気を利かせて抗菌剤入りのシリコンを使おうかとも考えたが硬化時間が恐ろしく長く,翌日の朝食までには固まりきらない事態が予想できたので敢えてごく普通の安物(硬化時間約2時間)としている。
剥離の仮処置を終えてフレームに取付けたところ。

これを書いている現在,一週間ほどが経過したが今のところ運転に支障はなく、俺のインチキ修理もひとまず功を奏したと言えそうではある。
しかしまあ,このフードスライサーは今から12年前に俺が納めたものだがこれだけの期間ベルト交換なしで使い続けるのは勘弁して頂きたいっ!過去数年にわたって毎年次年度の予算要求にあげ続けてきた事案だがベルトがちぎれてでもしまわない限りどこまでも使い倒すと言わんばかりのケチケチぶりには参る。いざこんな風にして剥離が起こってしまえばパニックが必至である事は伝わっているはずだと思っていたのだが。
そして俺だ,俺にはどうしてこんな風に一筋縄でいかないような珍妙な場面が多いのか。いつも書くが対症療法の丸暗記を繰り返しているだけで食い扶持が稼げるような境遇にあやかりたいのだがこれはいつになっても叶えられそうにない。
俺の人生は残り少ない。元々出来の悪いこの頭は昨今,ますます物覚えが悪くなってきているので現場で写真を撮っておく事で作業が助かるケースが結構ある事に気づいた。
同時にこうしてブログを書く際に,画像がくっついていれば諸兄にも状況がわかって頂き易いかな,と、柄にもないサービス精神も出てくる。
切羽詰まった場面の連続する例年の年末,これは12月24日の作業だ。
毎度ご厄介になり続けている某総合病院の栄養科から修理依頼があり,フードスライサーのコンベアーベルトがスリップして動かずにパニックが発生しているとの事。
この時の修理対象はエムラの製品ECAである。
テンションボルトの調整で解決できないかと電話で指示したがうまくいかないらしく出動と相成った次第だが,現場に乗り込んでベルトを取り外してみてたまげた。
積層構造の食品ベルトは貼り合わせ面が剥離している。要するに,運転時にベルトテンションをかけても剥離した内側だけがズルズル回転していて外側はまるっきり動かないので搬送もされない理屈だ。野菜くらい手で切ればいいじゃないかと諸兄は思われるかもしれないがここは病床数が700を超えるでかい病院なのだ。幾らなんでも股間用の食品ベルトが届くまでの約一週間、700人分を毎度手切りではかなわないだろうから応急で何とか使える状態にしなければならない。
以下,インチキ修理の手順
(1)ベルトは清掃後で濡れている状態なので近間にあった調理器具の消毒保管庫に放り込んで乾燥させ,水分を飛ばす。温度設定80℃,時間は20分程度で十分乾燥された。
(2)ベルトの剥離面にシリコンを塗りたくる。塗付量が少なければ貼り合わせ面が弱いし多すぎればはみ出して汚らしい。要するにヤマ勘と目検討でてきとうにやった。
(3)コンベアーフレームに取付けてこれまたヤマ勘でてきとうにテンションをかけて一晩放置する。気を利かせて抗菌剤入りのシリコンを使おうかとも考えたが硬化時間が恐ろしく長く,翌日の朝食までには固まりきらない事態が予想できたので敢えてごく普通の安物(硬化時間約2時間)としている。
剥離の仮処置を終えてフレームに取付けたところ。
これを書いている現在,一週間ほどが経過したが今のところ運転に支障はなく、俺のインチキ修理もひとまず功を奏したと言えそうではある。
しかしまあ,このフードスライサーは今から12年前に俺が納めたものだがこれだけの期間ベルト交換なしで使い続けるのは勘弁して頂きたいっ!過去数年にわたって毎年次年度の予算要求にあげ続けてきた事案だがベルトがちぎれてでもしまわない限りどこまでも使い倒すと言わんばかりのケチケチぶりには参る。いざこんな風にして剥離が起こってしまえばパニックが必至である事は伝わっているはずだと思っていたのだが。
そして俺だ,俺にはどうしてこんな風に一筋縄でいかないような珍妙な場面が多いのか。いつも書くが対症療法の丸暗記を繰り返しているだけで食い扶持が稼げるような境遇にあやかりたいのだがこれはいつになっても叶えられそうにない。
暗い気分で越年する [日記、雑感]
新年だからといって別におめでたい気分ではない。毎年そうだ。
こんな商売をやっていて正月がおめでたいわけなんかないのだ。
長年の事だが,クリスマスから正月休み明けにかけては毎度駆け込みでとんでもない依頼ごとが持ち上がる。そしてそのうちの一定数は正月明けでないと手の打ちようのない事態であり,使用者は不都合をかこったままで越年する羽目になる。
使用者はかき入れ時に障害を解決できなかった修理屋を逆恨みし,修理屋は未解決の問題を抱えたまま正月休みをある種のわだかまりとともに過ごす。不幸な構図だ。
製造元の工場は止まった,物流も止まった,問屋は休みに入った。
そういう時期に起こる障害は厄介だ。
現地で,しかもその日のうちに修理屋の脳味噌と手持ち材料だけで解決できる事などたかが知れている。
しかし,ある種のしょうもない使用者は,修理屋の携帯を鳴らしまくって修理をせがめば必ず問題は解決するものだと思い込む。何とかしてくれと喚き散らせばぶっ壊れた機材は必ずワンストップで修復されるものだと思えて仕方がないらしい。日頃機械の恩恵を被っているのは一体どこのどいつなのか,都合の悪いところだけは人任せのバカな連中だ。
言うまでもないが修理屋は魔法使いではないし普通の市井人であって私生活だって勿論ある。
大晦日の夕方に,どうやったって解決の見込みがない修理の依頼ごとや別段深刻でもなんでもない,我慢して使えなくもなかったり、代替のオペレーションで乗り切れなくもないような事でやれすぐ来いだの今来いだのと喚き散らすバカ共がうじゃうじゃ湧いて出るのがこの時期だ。
,会社組織としての厨房屋が休みに入ったときに限って日頃取引もないくせに俺の携帯に連絡を寄越して来てうちは困っているんだから何とかしてくれだとかなんだとか図々しい事を抜かす奴もいる。
ムシのいい野郎だ,モンキーかなにかでドタマをかち割ってやりたいような気分を度々俺は味わう。
『申し訳ありませんが,これは今年のものにはなりません。正月あけでないと対応は出来ません』と申し渡した時、しばしば客の表情には絶望の色が浮かぶ。
「それじゃあうちは仕事にならないよ!一体どうやって仕事をすればいいんだよ!」と彼は喚いて俺に詰め寄ってくる。
お気の毒な場面だ。かき入れ時に機械は動かず,業務には支障が出る。『こんなときに限って・・・・』と不条理な気分を噛み締める。いや全く,お気の毒なこった。
しかし,俺は過度な同情は持たない事にしている。
問題が発生した時だけ早く来いだの何とかしてくれだのどうしてくれるだのと,てめえの都合の事しか考えられないバカな使用者どもに,年頭この俺が金言を授けてあげよう。
利便性とリスクは比例するのだ。ボタンを一個押せば勝手に食器を洗ってくれるだとか,ほったらかしにしておいても一定温度を保って食材を保管してくれる箱(冷蔵庫の事な)なんていうのはこれ全てリスクなのだ。いつかの時点であんたがたの業務の安寧を脅かす時限爆弾でもあるのだ。
年末年始を機材の故障とともに過ごさざるを得ない,不自由をかこつ全国津々浦々の業務用厨房機材の使用者の皆さん!明けましておめでとうございます!
かき入れ時に機械がぶっ壊れての不条理は御愁傷様。しかしだ、不条理の連続の中を通り抜けていくのが人生ってもんだ。自分たちは普段通りの事をしたまんまで他人の携帯を鳴らしまくりさえすれば物事が必ず解決するなんて甘い考えを持つんじゃねえぜ。冷蔵庫が一台使えないくらいで営業できなくなるようなヤワな商売なら悪い事は言わんからとっとと畳んじまえ!
こんな商売をやっていて正月がおめでたいわけなんかないのだ。
長年の事だが,クリスマスから正月休み明けにかけては毎度駆け込みでとんでもない依頼ごとが持ち上がる。そしてそのうちの一定数は正月明けでないと手の打ちようのない事態であり,使用者は不都合をかこったままで越年する羽目になる。
使用者はかき入れ時に障害を解決できなかった修理屋を逆恨みし,修理屋は未解決の問題を抱えたまま正月休みをある種のわだかまりとともに過ごす。不幸な構図だ。
製造元の工場は止まった,物流も止まった,問屋は休みに入った。
そういう時期に起こる障害は厄介だ。
現地で,しかもその日のうちに修理屋の脳味噌と手持ち材料だけで解決できる事などたかが知れている。
しかし,ある種のしょうもない使用者は,修理屋の携帯を鳴らしまくって修理をせがめば必ず問題は解決するものだと思い込む。何とかしてくれと喚き散らせばぶっ壊れた機材は必ずワンストップで修復されるものだと思えて仕方がないらしい。日頃機械の恩恵を被っているのは一体どこのどいつなのか,都合の悪いところだけは人任せのバカな連中だ。
言うまでもないが修理屋は魔法使いではないし普通の市井人であって私生活だって勿論ある。
大晦日の夕方に,どうやったって解決の見込みがない修理の依頼ごとや別段深刻でもなんでもない,我慢して使えなくもなかったり、代替のオペレーションで乗り切れなくもないような事でやれすぐ来いだの今来いだのと喚き散らすバカ共がうじゃうじゃ湧いて出るのがこの時期だ。
,会社組織としての厨房屋が休みに入ったときに限って日頃取引もないくせに俺の携帯に連絡を寄越して来てうちは困っているんだから何とかしてくれだとかなんだとか図々しい事を抜かす奴もいる。
ムシのいい野郎だ,モンキーかなにかでドタマをかち割ってやりたいような気分を度々俺は味わう。
『申し訳ありませんが,これは今年のものにはなりません。正月あけでないと対応は出来ません』と申し渡した時、しばしば客の表情には絶望の色が浮かぶ。
「それじゃあうちは仕事にならないよ!一体どうやって仕事をすればいいんだよ!」と彼は喚いて俺に詰め寄ってくる。
お気の毒な場面だ。かき入れ時に機械は動かず,業務には支障が出る。『こんなときに限って・・・・』と不条理な気分を噛み締める。いや全く,お気の毒なこった。
しかし,俺は過度な同情は持たない事にしている。
問題が発生した時だけ早く来いだの何とかしてくれだのどうしてくれるだのと,てめえの都合の事しか考えられないバカな使用者どもに,年頭この俺が金言を授けてあげよう。
利便性とリスクは比例するのだ。ボタンを一個押せば勝手に食器を洗ってくれるだとか,ほったらかしにしておいても一定温度を保って食材を保管してくれる箱(冷蔵庫の事な)なんていうのはこれ全てリスクなのだ。いつかの時点であんたがたの業務の安寧を脅かす時限爆弾でもあるのだ。
年末年始を機材の故障とともに過ごさざるを得ない,不自由をかこつ全国津々浦々の業務用厨房機材の使用者の皆さん!明けましておめでとうございます!
かき入れ時に機械がぶっ壊れての不条理は御愁傷様。しかしだ、不条理の連続の中を通り抜けていくのが人生ってもんだ。自分たちは普段通りの事をしたまんまで他人の携帯を鳴らしまくりさえすれば物事が必ず解決するなんて甘い考えを持つんじゃねえぜ。冷蔵庫が一台使えないくらいで営業できなくなるようなヤワな商売なら悪い事は言わんからとっとと畳んじまえ!
作業場の片付けと税金滞納で大いに悩む [日記、雑感]
俺はこのブログでは毎度決まり文句のように,金がない金がないとこぼし続けている。
金がないのは本当の事だ。
日頃接する方々の中には,このブログを読まれている方も幾らかはいらっしゃるが,そのうちの大変生真面目なある種の方々の中には俺のだらしない請求に心配して『あなた,お金がない人なんでしょう?そんなのんびりした請求書の書き方をしていて大丈夫?』と仰ってくださるのだが,どう答えていいものだかしばしば俺は困惑するのですよ。
まあ,確かに金はない。どこからどう見たって金はない。
しかしだ,幾ら金がないとはいっても明日のおまんまに困るとか,夜逃げや自己破産を目前に控えているといった緊迫した状態にあるわけでもない。その程度の貧乏具合であるとここでは書いておこう。
仮に俺の商売が笑いが止まらないくらい大儲けできていたとして,人前で『いやあ,俺は儲かって儲かって困るくらいですよ』とは言いませんぞ。お客さんにしてみれば『こいつ,うちでそんなに暴利を貪っているのかよ!』と思われかねないしな。
諸兄が信じる信じないは別として,修理屋なんていう稼業はそんなにぼろ儲けの出来るものではない。俺は人並みにできる仕事がこれしかないから半ば仕方なく続けているだけの話だ。
仕事が出来ようができまいが,儲かっていようがいまいが,日本国民でいる以上は当然,三大義務のうちの一つとして納税がある。
年が明ければ確定申告だ。イヤな税務署とまたしても不毛な押し問答をしなければならんかと気が滅入っていたところに俺の住む町の役所から督促状が届いて血の気が引いた。うっかりしていたで済む話ではないが,固定資産税を滞納していたのだ。
事情を詳述すると長くなるのでここは省略するとして,貧乏稼業のこの俺にも課税対象となる程度の固定資産はあるってことだ。正真正銘の裸一貫ではない。
泡を食って役所に駆け込み,税務課という部署にて面談と相成った。ひとまず滞納分の一部は年内に納付し,残りは5回くらいに分けて完納する計画書と誓約書を書いてひとまず放免となり,一息ついたが銀行の残高を見て俺は青ざめた。
どうせ分納するのなら,今月の納付分をもっと少なくしとけば良かったと俺は激しく後悔したがもう遅い。月末入金があるまでの数日,俺は文字通り爪に灯をともすような貧乏生活を余儀なくされているが律儀に毎度納付していれば済んでいた話であって、身から出た錆とはこういうことを言うのだろう。
金がない金がないとブツブツ言いながら日常のお仕事なんぞをダラダラと続けているわけだが,年末でもあるし少し手が空いたので乱雑極まりない作業場を片付ける事にした。
片付けをしていて卒倒しそうになったのだが,電線だの配管だのといった工事材料や買っただけで使わなかった機械の補修パーツだの何だの,はたまた購入はしたものの一回しか使わずに作業場の肥やしに成り果てている道具類などがゴロゴロ出て来て閉口した。
こんなものは売り払ったって二束三文以下の金にしかならないのははっきりしているが,少なくとも俺はこれらをまともに金を払って買い込んだのだ。これじゃあ幾らあくせく働いたって金が貯まらないはずだ。
俺はしばらく片付けの手を止めて,これらを使って工事を請け負ったら一体幾らくらいの売り上げになるのかを考えた。どう安く見積もっても俺が滞納していた税金くらいは軽く完納できる金額だ。言い換えれば,それらどうでもいいものに無駄金を使っていなければ貧乏なこの俺も税金の完納者としてでかい面をして表通りを闊歩出来るご身分ではいられたという想像は成り立つ。
税金の滞納分は物納させて頂きますとか言って,これらどうでもいい材料だの道具だのを役所に持ち込んで,どうぞこれらを差し押さえて未払分をチャラにしてください,などと言う言い分を通してもらえたらいいな,作業場は片付く,税金も片付くで一石二鳥だぜ。と,益体もない妄想に耽るがそんな事は勿論あるわけがない。
面談した役所の担当者は俺に物騒な,ジョークとも言えないジョークをかましやがった。
「自己破産して免責が下りても税金の滞納は免責してもらえませんから。ま,そういうものだという事で,納税はよろしくお願いいたします。口座を調べさせて頂きましたけどお仕事,結構好調じゃありませんか。入金は順調だし毎月結構残高があるんですねえ。未納分だってすぐ終わりますから」
ぐうの音もでないとはこういう事で,結局俺はせこせこと小金を稼ぎながら国民の義務を果たす事になるわけだ。この仕組みから自由ではいられない。
金がないのは本当の事だ。
日頃接する方々の中には,このブログを読まれている方も幾らかはいらっしゃるが,そのうちの大変生真面目なある種の方々の中には俺のだらしない請求に心配して『あなた,お金がない人なんでしょう?そんなのんびりした請求書の書き方をしていて大丈夫?』と仰ってくださるのだが,どう答えていいものだかしばしば俺は困惑するのですよ。
まあ,確かに金はない。どこからどう見たって金はない。
しかしだ,幾ら金がないとはいっても明日のおまんまに困るとか,夜逃げや自己破産を目前に控えているといった緊迫した状態にあるわけでもない。その程度の貧乏具合であるとここでは書いておこう。
仮に俺の商売が笑いが止まらないくらい大儲けできていたとして,人前で『いやあ,俺は儲かって儲かって困るくらいですよ』とは言いませんぞ。お客さんにしてみれば『こいつ,うちでそんなに暴利を貪っているのかよ!』と思われかねないしな。
諸兄が信じる信じないは別として,修理屋なんていう稼業はそんなにぼろ儲けの出来るものではない。俺は人並みにできる仕事がこれしかないから半ば仕方なく続けているだけの話だ。
仕事が出来ようができまいが,儲かっていようがいまいが,日本国民でいる以上は当然,三大義務のうちの一つとして納税がある。
年が明ければ確定申告だ。イヤな税務署とまたしても不毛な押し問答をしなければならんかと気が滅入っていたところに俺の住む町の役所から督促状が届いて血の気が引いた。うっかりしていたで済む話ではないが,固定資産税を滞納していたのだ。
事情を詳述すると長くなるのでここは省略するとして,貧乏稼業のこの俺にも課税対象となる程度の固定資産はあるってことだ。正真正銘の裸一貫ではない。
泡を食って役所に駆け込み,税務課という部署にて面談と相成った。ひとまず滞納分の一部は年内に納付し,残りは5回くらいに分けて完納する計画書と誓約書を書いてひとまず放免となり,一息ついたが銀行の残高を見て俺は青ざめた。
どうせ分納するのなら,今月の納付分をもっと少なくしとけば良かったと俺は激しく後悔したがもう遅い。月末入金があるまでの数日,俺は文字通り爪に灯をともすような貧乏生活を余儀なくされているが律儀に毎度納付していれば済んでいた話であって、身から出た錆とはこういうことを言うのだろう。
金がない金がないとブツブツ言いながら日常のお仕事なんぞをダラダラと続けているわけだが,年末でもあるし少し手が空いたので乱雑極まりない作業場を片付ける事にした。
片付けをしていて卒倒しそうになったのだが,電線だの配管だのといった工事材料や買っただけで使わなかった機械の補修パーツだの何だの,はたまた購入はしたものの一回しか使わずに作業場の肥やしに成り果てている道具類などがゴロゴロ出て来て閉口した。
こんなものは売り払ったって二束三文以下の金にしかならないのははっきりしているが,少なくとも俺はこれらをまともに金を払って買い込んだのだ。これじゃあ幾らあくせく働いたって金が貯まらないはずだ。
俺はしばらく片付けの手を止めて,これらを使って工事を請け負ったら一体幾らくらいの売り上げになるのかを考えた。どう安く見積もっても俺が滞納していた税金くらいは軽く完納できる金額だ。言い換えれば,それらどうでもいいものに無駄金を使っていなければ貧乏なこの俺も税金の完納者としてでかい面をして表通りを闊歩出来るご身分ではいられたという想像は成り立つ。
税金の滞納分は物納させて頂きますとか言って,これらどうでもいい材料だの道具だのを役所に持ち込んで,どうぞこれらを差し押さえて未払分をチャラにしてください,などと言う言い分を通してもらえたらいいな,作業場は片付く,税金も片付くで一石二鳥だぜ。と,益体もない妄想に耽るがそんな事は勿論あるわけがない。
面談した役所の担当者は俺に物騒な,ジョークとも言えないジョークをかましやがった。
「自己破産して免責が下りても税金の滞納は免責してもらえませんから。ま,そういうものだという事で,納税はよろしくお願いいたします。口座を調べさせて頂きましたけどお仕事,結構好調じゃありませんか。入金は順調だし毎月結構残高があるんですねえ。未納分だってすぐ終わりますから」
ぐうの音もでないとはこういう事で,結局俺はせこせこと小金を稼ぎながら国民の義務を果たす事になるわけだ。この仕組みから自由ではいられない。
スチームコンベクションオーブンの講習を終えて [日記、雑感]
一昨日と昨日は元の勤務先にてスチームコンベクションオーブンの講習だった。
ラショナルのオーブンはモデルチェンジが実に頻繁に行われるので俺のようにいい加減頭の固くなった年寄りにはついていくのが大変だ。
スチコンは講習を受けておかないと後々修理のときに苦労するから来いとの事で,有り難い事に若い衆の運転する車に同乗させてもらい,いつものようにオブザーバーとして社員に混じって参加した。

上の画像は前モデルのSCCである。
調理プログラムの内蔵された自動調理機能が売り物で,その事だけでも俺には大いに敷居が高かったのだがその後のマイナーチェンジで庫内洗浄や水質管理までもが自動化されたものに進化して,俺などは未だにその全ての機能を把握していない。この上一体何を改良しようというのかと思えるのだが本国の開発スタッフには次から次とアイデアが湧いてくるらしい。
Rational のHP
http://www.rational-online.com/en/
1973年の創業以来,スチームコンベクションオーブン一本槍で今や世界シェアは45%,フランクフルトの株式市場にも上場を果たし,10カ国以上に現地法人を抱える大会社だ。あれもこれもと手を広げずに限られた機種の中で独創性なり完成度を追求する姿勢は日本の厨房屋にはないものだ。
ラショナルの日本に於ける展開は,ラショナル・ジャパンという現地法人がある一方でOEMの提携先を相手にするドイツ本国の出先機関もあり,大雑把にいうと流通経路は二つある。国内販売で直販中心の販売会社を国内のあちこちに置きながら東芝やサンデンなどにOEM供給していたホシザキの国際版のように見えなくもない。企業としての品格みたいなものは比べるべくもないが。
これまでの講習は全て社内のスタッフが講師を務めたが今回の講習には本国のテクニカルアドバイザーが登場した。自動調理機能搭載の前モデルSCCはワールドワイドにかなりのヒット作だったらしくニューモデルに賭ける意気込みが感じられる内容だった。
何でも聞くところによると,前モデルはKFC(ケンタッキーフライドチキン)で正式採用され世界中の全店舗でそれまで稼働していたBLODGETのコンベクションオーブンがリプレースされる形で導入が決定され,進行中との事だ。
俺は先月俺の生息地で2店舗ばかり工事を手がけたがこれは世界中で行われている事のうちの一コマだったという事だったんだな。グローバリゼーションとは一つにはこういう事を指すのかとあらためて思う。
講習の合間に本国のスタッフから伺うに,自動調理機能は色々とライセンスに守られている重要な機能なのだそうで,特に日本に於いてそうなのだが物真似製品が国内メーカーから発売されている状況には結構神経を尖らせているらしい。中国人の猿真似ぶりを嗤う人は多いが日本人だって分野によっては似たり寄ったりの低劣な猿真似を未だに続けている事は知られていて良い。
色々あったあの出長くなるが詳細は忘れないうちにおいおい書いていきます。昨日帰宅して俺は結構くたびれている。
(追記)新製品のインターフェイスはiPhoneみたいで大変かっこいい。
ラショナルのオーブンはモデルチェンジが実に頻繁に行われるので俺のようにいい加減頭の固くなった年寄りにはついていくのが大変だ。
スチコンは講習を受けておかないと後々修理のときに苦労するから来いとの事で,有り難い事に若い衆の運転する車に同乗させてもらい,いつものようにオブザーバーとして社員に混じって参加した。

上の画像は前モデルのSCCである。
調理プログラムの内蔵された自動調理機能が売り物で,その事だけでも俺には大いに敷居が高かったのだがその後のマイナーチェンジで庫内洗浄や水質管理までもが自動化されたものに進化して,俺などは未だにその全ての機能を把握していない。この上一体何を改良しようというのかと思えるのだが本国の開発スタッフには次から次とアイデアが湧いてくるらしい。
Rational のHP
http://www.rational-online.com/en/
1973年の創業以来,スチームコンベクションオーブン一本槍で今や世界シェアは45%,フランクフルトの株式市場にも上場を果たし,10カ国以上に現地法人を抱える大会社だ。あれもこれもと手を広げずに限られた機種の中で独創性なり完成度を追求する姿勢は日本の厨房屋にはないものだ。
ラショナルの日本に於ける展開は,ラショナル・ジャパンという現地法人がある一方でOEMの提携先を相手にするドイツ本国の出先機関もあり,大雑把にいうと流通経路は二つある。国内販売で直販中心の販売会社を国内のあちこちに置きながら東芝やサンデンなどにOEM供給していたホシザキの国際版のように見えなくもない。企業としての品格みたいなものは比べるべくもないが。
これまでの講習は全て社内のスタッフが講師を務めたが今回の講習には本国のテクニカルアドバイザーが登場した。自動調理機能搭載の前モデルSCCはワールドワイドにかなりのヒット作だったらしくニューモデルに賭ける意気込みが感じられる内容だった。
何でも聞くところによると,前モデルはKFC(ケンタッキーフライドチキン)で正式採用され世界中の全店舗でそれまで稼働していたBLODGETのコンベクションオーブンがリプレースされる形で導入が決定され,進行中との事だ。
俺は先月俺の生息地で2店舗ばかり工事を手がけたがこれは世界中で行われている事のうちの一コマだったという事だったんだな。グローバリゼーションとは一つにはこういう事を指すのかとあらためて思う。
講習の合間に本国のスタッフから伺うに,自動調理機能は色々とライセンスに守られている重要な機能なのだそうで,特に日本に於いてそうなのだが物真似製品が国内メーカーから発売されている状況には結構神経を尖らせているらしい。中国人の猿真似ぶりを嗤う人は多いが日本人だって分野によっては似たり寄ったりの低劣な猿真似を未だに続けている事は知られていて良い。
色々あったあの出長くなるが詳細は忘れないうちにおいおい書いていきます。昨日帰宅して俺は結構くたびれている。
(追記)新製品のインターフェイスはiPhoneみたいで大変かっこいい。
投宿先で毎度見るイヤな夢の事 [日記、雑感]
再度遠征である。
今回は(株)エフ・エム・アイ様のお招きでLa Chimbali(チンバリー)のコーヒーマシンのメンテ講習に参加させて頂いた。。
La ChimbaliのURL: http://www.cimbali.it/ita/index.asp
いい機械ですよ。俺はコーヒーマシンは勉強中だが。
http://www.fmi.co.jp/products/cimbali_automatic/index.html
コーヒーマシンは俺があんちゃんの頃から一種、天敵ともいうべき機材で毎度修理に手こずるのだが、苦手意識を克服する意味で田舎からはるばる出はってきたわけだ。
講習内容はさておいて,本日,俺は東横インに投宿である。
http://www.toyoko-inn.com/
思えば先月,元の勤務先でのサービス講習で札幌に来たときに投宿したのは元の勤務先の営業協力という事もあって東京ドームホテルだった。
http://tokyodome-hotels-sapporo.com/
営業協力でもなければ泊まる事はないホテルだ。俺のような貧乏人にとっては東横だとかルートインだとかいった程度が大体身の丈相応のホテルなんである。
先月後半からこっち,投宿する事が続いているが、思い出せる限りに於いてホテルの謳い文句通りに休まった事はない。会社員だった頃から俺は毎度どこの宿屋に泊まっても安眠できず、翌日は一日中ひどく眠い。
そしてこれは宿屋の側ではなく俺自身に問題がある。投宿すると俺は決まって同じ夢を見る。それは大体以下のようなものだ。
『いい加減に起きてくださいよ,お客さん!』というベッドメイクのおばさんの胴間声で俺は叩き起こされる。
目をこすりこすり目覚めるとおばさんが箒だか何だかの掃除道具を持って眉毛を吊り上げ,俺を睥睨しておる。『もうチェックアウトの時間を過ぎてるんですよ!いつまで寝てるんですか!もう!』
時計を見ると午前11時近い時刻である。そして俺は10時頃から会議だったり修理だったりの予定が入っている。『ヤバい!遅刻じゃないか!』俺は慌てて起き出し,あたふたと荷物をまとめ始める。しかし前日夜に部屋を散らかし放題にしていて乱雑そのものな上に寝ぼけているのであれが見当たらないとかこれをなくしたとかいって大いにもたつく。『早くしてくださいよ!片付かないじゃないですかっ!』おばさんの金切り声が背後で響く・・・
大体ここで俺は弾かれたように覚醒する。心臓はバクバクと鳴り,大汗をかいている。
『おお,夢だったか・・・』脇の時計を見ると午前の4時とか5時だ。目覚ましは7時半にセットしている。再び寝るにしても起きたままでいるにしても何とも中途半端な時間だ。さて,どうするか。
ベッドから這い出して俺はタバコに火をつける。変に目が冴えているので部屋から出て自販機のあるフロアーまで行って何か買ってくる。ああでもないこうでもないとウダウダし,何もする事がないので再び寝床に潜り込んで悶々としているうちに何となく瞼がドヨヨ〜ンと重くなり・・・・
とまあこんな風にして毎度寝不足気味でチェックアウトするのが恒例となっているってわけで、多いに困った習慣だ。
「そんな習慣があるのなら夜中に投宿先でブログなんか書かずにとっとと早寝しろよ!」というご指摘は全くもって正しい。実にその通りだ。しかしこの糞ブログを含めての話だが悪い習慣ほど改まりにくい,これもまた一辺の真実を含んでいはしないか。
(追記)どうも東横インのLAN回線は所在地によって転送速度に差があるような気がしている。今年始め,函館で投宿したときには結構快適な環境だったが今回すすきの南だったかではやけに遅く感じられる。安宿なのであんまり贅沢も言えんのだが。
今回は(株)エフ・エム・アイ様のお招きでLa Chimbali(チンバリー)のコーヒーマシンのメンテ講習に参加させて頂いた。。
La ChimbaliのURL: http://www.cimbali.it/ita/index.asp
いい機械ですよ。俺はコーヒーマシンは勉強中だが。
http://www.fmi.co.jp/products/cimbali_automatic/index.html
コーヒーマシンは俺があんちゃんの頃から一種、天敵ともいうべき機材で毎度修理に手こずるのだが、苦手意識を克服する意味で田舎からはるばる出はってきたわけだ。
講習内容はさておいて,本日,俺は東横インに投宿である。
http://www.toyoko-inn.com/
思えば先月,元の勤務先でのサービス講習で札幌に来たときに投宿したのは元の勤務先の営業協力という事もあって東京ドームホテルだった。
http://tokyodome-hotels-sapporo.com/
営業協力でもなければ泊まる事はないホテルだ。俺のような貧乏人にとっては東横だとかルートインだとかいった程度が大体身の丈相応のホテルなんである。
先月後半からこっち,投宿する事が続いているが、思い出せる限りに於いてホテルの謳い文句通りに休まった事はない。会社員だった頃から俺は毎度どこの宿屋に泊まっても安眠できず、翌日は一日中ひどく眠い。
そしてこれは宿屋の側ではなく俺自身に問題がある。投宿すると俺は決まって同じ夢を見る。それは大体以下のようなものだ。
『いい加減に起きてくださいよ,お客さん!』というベッドメイクのおばさんの胴間声で俺は叩き起こされる。
目をこすりこすり目覚めるとおばさんが箒だか何だかの掃除道具を持って眉毛を吊り上げ,俺を睥睨しておる。『もうチェックアウトの時間を過ぎてるんですよ!いつまで寝てるんですか!もう!』
時計を見ると午前11時近い時刻である。そして俺は10時頃から会議だったり修理だったりの予定が入っている。『ヤバい!遅刻じゃないか!』俺は慌てて起き出し,あたふたと荷物をまとめ始める。しかし前日夜に部屋を散らかし放題にしていて乱雑そのものな上に寝ぼけているのであれが見当たらないとかこれをなくしたとかいって大いにもたつく。『早くしてくださいよ!片付かないじゃないですかっ!』おばさんの金切り声が背後で響く・・・
大体ここで俺は弾かれたように覚醒する。心臓はバクバクと鳴り,大汗をかいている。
『おお,夢だったか・・・』脇の時計を見ると午前の4時とか5時だ。目覚ましは7時半にセットしている。再び寝るにしても起きたままでいるにしても何とも中途半端な時間だ。さて,どうするか。
ベッドから這い出して俺はタバコに火をつける。変に目が冴えているので部屋から出て自販機のあるフロアーまで行って何か買ってくる。ああでもないこうでもないとウダウダし,何もする事がないので再び寝床に潜り込んで悶々としているうちに何となく瞼がドヨヨ〜ンと重くなり・・・・
とまあこんな風にして毎度寝不足気味でチェックアウトするのが恒例となっているってわけで、多いに困った習慣だ。
「そんな習慣があるのなら夜中に投宿先でブログなんか書かずにとっとと早寝しろよ!」というご指摘は全くもって正しい。実にその通りだ。しかしこの糞ブログを含めての話だが悪い習慣ほど改まりにくい,これもまた一辺の真実を含んでいはしないか。
(追記)どうも東横インのLAN回線は所在地によって転送速度に差があるような気がしている。今年始め,函館で投宿したときには結構快適な環境だったが今回すすきの南だったかではやけに遅く感じられる。安宿なのであんまり贅沢も言えんのだが。
慌ただしく遠出が連続する日々 [日記、雑感]
遠征の計画の度に思う事だが,うまくスケジュールがはまる事がない。
いつも直前,それも当日の出発間際になって何かしらいきなり切羽詰まった出来事が勃発して俺を慌てさせる。
頭の中を整理するつもりで今月残りの表スケジュールをおさらいする。
*某町営の宿泊施設からお声かかりで明日10月20日に出発して21日に帰還予定。往復走行距離およそ450km
*元の勤務先,札幌支店にて新製品のサービス講習。10月22日出発、翌日帰宅。
*某ファストフードチェーン三店舗にてスチームコンベクションオーブン納品。10月26,27,28日の夜間工事三連発(年寄りにはきつい)
それで目下,俺には仕事残しが結構たっぷりあるので気が重い。さて,どうさばくか。
風邪も抜けてき始めた事だし,ここへ来てようやっとエンジンがかかり始めてきた感じ。
いつも直前,それも当日の出発間際になって何かしらいきなり切羽詰まった出来事が勃発して俺を慌てさせる。
頭の中を整理するつもりで今月残りの表スケジュールをおさらいする。
*某町営の宿泊施設からお声かかりで明日10月20日に出発して21日に帰還予定。往復走行距離およそ450km
*元の勤務先,札幌支店にて新製品のサービス講習。10月22日出発、翌日帰宅。
*某ファストフードチェーン三店舗にてスチームコンベクションオーブン納品。10月26,27,28日の夜間工事三連発(年寄りにはきつい)
それで目下,俺には仕事残しが結構たっぷりあるので気が重い。さて,どうさばくか。
風邪も抜けてき始めた事だし,ここへ来てようやっとエンジンがかかり始めてきた感じ。
タグ:どさ回り
原価ゼロ [日記、雑感]
某リゾートホテルで冷凍機の交換を行った際,回収できたフロン22は実に30kgを超えていた。
俺はこの回収済みフロンを元の勤務先からそっくり譲り受けた。
セパレーターにかけてみて実用に耐えそうなので元の勤務先に掛け合って俺はその冷媒を譲り受け,自分のお仕事用に使う事にした。原価ゼロのフロン22が約30kgちかくで,これは何ともうまい事いったわいと俺は目下ぬか喜びしている。
元の勤務先は冷媒の処分費用が浮くし俺は原価がゼロ,ガスはたっぷりあるから修理のときにはお客さんに修繕費を幾らか還元してあげてもいいかな?一石二鳥どころか三鳥だ。これまで買えずに諦めかけ、仕事仲間に毎度頭を下げて拝借していたフロンの回収機もこの冷媒をうまい事やりくりすれば自前の回収機に手が届くかも,と妄想を膨らませている今日この頃ってわけだ。
俺の人生にはロクでもない事が随分多いように常日頃から思っている。たまにいい事があったっていいじゃねえか!
俺はこの回収済みフロンを元の勤務先からそっくり譲り受けた。
セパレーターにかけてみて実用に耐えそうなので元の勤務先に掛け合って俺はその冷媒を譲り受け,自分のお仕事用に使う事にした。原価ゼロのフロン22が約30kgちかくで,これは何ともうまい事いったわいと俺は目下ぬか喜びしている。
元の勤務先は冷媒の処分費用が浮くし俺は原価がゼロ,ガスはたっぷりあるから修理のときにはお客さんに修繕費を幾らか還元してあげてもいいかな?一石二鳥どころか三鳥だ。これまで買えずに諦めかけ、仕事仲間に毎度頭を下げて拝借していたフロンの回収機もこの冷媒をうまい事やりくりすれば自前の回収機に手が届くかも,と妄想を膨らませている今日この頃ってわけだ。
俺の人生にはロクでもない事が随分多いように常日頃から思っている。たまにいい事があったっていいじゃねえか!
裁判所から通知が届く [日記、雑感]
先のエントリー http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04 の続き
貸し倒れは痛い。大した金額ではないが痛いものは痛い。
裁判所から通知が届いた。同封されている書類は『破産手続開始通知書』と『破産債権届出書』という。
縁起でもない話だがいつかは俺の身の上にも起こらないとは限らない話なので説明文を読んでみて初めて分かった事があった。
破産して財産を換価した時,優先的に持っていかかれる金は未払い賃金と公租課税であって、これらを差し引いた上で残った金が債権者に配当されるらしい。
『破産債権届出書』を提出していないと配当を受ける権利がなくなる。俺の売り掛け額から考えて,配当なんかどうせあってもタバコ銭以下の金額に決まってる。
裁判所からの通知が来て数日経ってから管財人の弁護士から債権者会議の日程について通知が来た。来年の一月下旬らしい。
債権者会議が行われるのは遠い土地で,律儀に出かけていたのでは汽車賃で赤字になる事が判明した。よって俺は債権を放棄する事にした。
来年の確定申告では損金計上する事で所得税を減らす方向性である。
貸し倒れは痛い。大した金額ではないが痛いものは痛い。
裁判所から通知が届いた。同封されている書類は『破産手続開始通知書』と『破産債権届出書』という。
縁起でもない話だがいつかは俺の身の上にも起こらないとは限らない話なので説明文を読んでみて初めて分かった事があった。
破産して財産を換価した時,優先的に持っていかかれる金は未払い賃金と公租課税であって、これらを差し引いた上で残った金が債権者に配当されるらしい。
『破産債権届出書』を提出していないと配当を受ける権利がなくなる。俺の売り掛け額から考えて,配当なんかどうせあってもタバコ銭以下の金額に決まってる。
裁判所からの通知が来て数日経ってから管財人の弁護士から債権者会議の日程について通知が来た。来年の一月下旬らしい。
債権者会議が行われるのは遠い土地で,律儀に出かけていたのでは汽車賃で赤字になる事が判明した。よって俺は債権を放棄する事にした。
来年の確定申告では損金計上する事で所得税を減らす方向性である。
ホシザキの事務所を訊ねて思った事 [日記、雑感]
一昨日仕事仲間からホシザキの製氷機のパーツが欲しいので手に入らないかという依頼があり,注文を済ませて昨日の夕方事務所に引き取りに出かけた。時刻は午後6時40分くらいだったと思う。
訪問して驚いたのは事務所には既に2,3人の社員しか残っておらず,しかも帰り支度を整えて今にもタイムコーダーを打刻しそうな場面だった事だ。
「いやあ,いいタイミングでしたね。今退勤するところだったんですよ」と所長殿がニコニコしながら仰った。
そりゃあ大した余裕だ。よっぽど業績がいいんですな,と,俺が水を向けると所長殿は仕事がないので遅くまでいても仕方がないとの事で俺は耳を疑った。ホシザキとはそういう社風だっただろうか。
営業案件がなければこういう時間帯には営業部隊が繁華街に繰り出して飲食店をしらみつぶしに訪問して歩くのがこの会社のやり方ではなかったか。俺の認識はそのようなものだった。
所長殿は無益に長時間働いても時間外手当の経費が膨らむだけなので早めの退勤が勧められていると言う。ここで俺は再び耳を疑う。
俺が勤め人だった7年前くらいまで,厨房屋業界の一般的な給与体系として,フィールド勤務で平日に時間外手当が制度化されている会社はそう沢山はなかったはずだ。多くの場合、営業手当とかサービス手当とかいう名目の固定額が基本給に上乗せされるのがこの業界の通り相場であって,俺の記憶ではホシザキもそのうちの一つだったように覚えているのだが,今では社内の就業体制も変わってきたという事なのだろう。
20年くらい前を思い出してみるとこの会社の社員数は物凄く増えた。今では建築がらみの総合厨房もバンバン手がけるしそういう場面での内製比率もタニコーやマルゼンなどの会社と比べても決して引けは取らない。
ホテルや宴会場のメインダイニング一括施工から場末の飲食店のウォータークーラー一台まで,今や購買層の上から下までを押さえる盤石の体制に見える。本当に凄い会社になった。
外食産業自体の市場規模は大体年間四千億と言われており,この数字は俺がそれを初めて聞いた20年くらい前から大きな変動はない。
その中でどんどん業績を伸ばすホシザキがあり,旧来の板金加工や燃焼器具の販売からスタートして1970年代後半からの外食産業ブームに乗っかって成長した諸々の会社が徐々にシェアを喰われていくというのがここしばらくの業界推移だろう。
今更こんな事を言っても詮無い話だが,以前,業界内ではホシザキと言えば繁華街で単品販売の飛び込み営業に精を出すそのスタイルを見下す風潮があった。
数十万円もする設備機器を販売するのにあんなやり方はいかがなものかだとか,所詮はものを知らないライトユ−ザー相手に小型機やら安っぽい造りの製品を廉売しているだけじゃないかだとかいった否定的な見方があった。
しかしバブルが弾け,所謂『失われた10年』(本当は10年どころかもう20年であり,しかもそれはまだ終わっていないと俺は思っている)の間にデフレがどんどん進むにつれて『所詮,独立店舗の飲食店あたりで使われる安物』と業界人がせせら笑っていた冷機器類やら食器洗浄機はホテルキッチンにまで浸透して今や堂々たる日本国の標準にまで上り詰めた。
ホシザキというガリバーがいて,その周辺に中堅どころとして旧来の厨房屋が群生する図式はこれまで業界人が目を背けてきたものだが、ここ10年ばかりのように新築現場で設備設計段階からの仕事を手がけるようになったりナショナルチェーンで指定器具のお墨付きをバンバン貰ったりするようになって来ると否応無しに認めざるを得ないだろう。
かのユリウス・カエサルがのたまった如く『見たい現実しか見ようとしない』姿をその他の業界人は自覚すべきなんだな。
そしてガリバーの立ち位置を長く続けていると,当事者達の振る舞いも段々それ風に変化してやがて板についてくる。外見からして企業人風になってきて物腰も段々悠然として貫禄がついてくる。
こういう姿はしばしば勝ち組ポジションに安住し,緊張感の欠如した姿として終わりの始まり風に語られるものだが俺にはホシザキの圧倒的な天下は業界全体が衰退するまで続きそうに思える。これから急成長し,天下を取りそうな会社は業界内部には今のところ一つもないので中国辺りの輸入品が跋扈するようにでもならない限りホシザキの天下は続く。
訪問して驚いたのは事務所には既に2,3人の社員しか残っておらず,しかも帰り支度を整えて今にもタイムコーダーを打刻しそうな場面だった事だ。
「いやあ,いいタイミングでしたね。今退勤するところだったんですよ」と所長殿がニコニコしながら仰った。
そりゃあ大した余裕だ。よっぽど業績がいいんですな,と,俺が水を向けると所長殿は仕事がないので遅くまでいても仕方がないとの事で俺は耳を疑った。ホシザキとはそういう社風だっただろうか。
営業案件がなければこういう時間帯には営業部隊が繁華街に繰り出して飲食店をしらみつぶしに訪問して歩くのがこの会社のやり方ではなかったか。俺の認識はそのようなものだった。
所長殿は無益に長時間働いても時間外手当の経費が膨らむだけなので早めの退勤が勧められていると言う。ここで俺は再び耳を疑う。
俺が勤め人だった7年前くらいまで,厨房屋業界の一般的な給与体系として,フィールド勤務で平日に時間外手当が制度化されている会社はそう沢山はなかったはずだ。多くの場合、営業手当とかサービス手当とかいう名目の固定額が基本給に上乗せされるのがこの業界の通り相場であって,俺の記憶ではホシザキもそのうちの一つだったように覚えているのだが,今では社内の就業体制も変わってきたという事なのだろう。
20年くらい前を思い出してみるとこの会社の社員数は物凄く増えた。今では建築がらみの総合厨房もバンバン手がけるしそういう場面での内製比率もタニコーやマルゼンなどの会社と比べても決して引けは取らない。
ホテルや宴会場のメインダイニング一括施工から場末の飲食店のウォータークーラー一台まで,今や購買層の上から下までを押さえる盤石の体制に見える。本当に凄い会社になった。
外食産業自体の市場規模は大体年間四千億と言われており,この数字は俺がそれを初めて聞いた20年くらい前から大きな変動はない。
その中でどんどん業績を伸ばすホシザキがあり,旧来の板金加工や燃焼器具の販売からスタートして1970年代後半からの外食産業ブームに乗っかって成長した諸々の会社が徐々にシェアを喰われていくというのがここしばらくの業界推移だろう。
今更こんな事を言っても詮無い話だが,以前,業界内ではホシザキと言えば繁華街で単品販売の飛び込み営業に精を出すそのスタイルを見下す風潮があった。
数十万円もする設備機器を販売するのにあんなやり方はいかがなものかだとか,所詮はものを知らないライトユ−ザー相手に小型機やら安っぽい造りの製品を廉売しているだけじゃないかだとかいった否定的な見方があった。
しかしバブルが弾け,所謂『失われた10年』(本当は10年どころかもう20年であり,しかもそれはまだ終わっていないと俺は思っている)の間にデフレがどんどん進むにつれて『所詮,独立店舗の飲食店あたりで使われる安物』と業界人がせせら笑っていた冷機器類やら食器洗浄機はホテルキッチンにまで浸透して今や堂々たる日本国の標準にまで上り詰めた。
ホシザキというガリバーがいて,その周辺に中堅どころとして旧来の厨房屋が群生する図式はこれまで業界人が目を背けてきたものだが、ここ10年ばかりのように新築現場で設備設計段階からの仕事を手がけるようになったりナショナルチェーンで指定器具のお墨付きをバンバン貰ったりするようになって来ると否応無しに認めざるを得ないだろう。
かのユリウス・カエサルがのたまった如く『見たい現実しか見ようとしない』姿をその他の業界人は自覚すべきなんだな。
そしてガリバーの立ち位置を長く続けていると,当事者達の振る舞いも段々それ風に変化してやがて板についてくる。外見からして企業人風になってきて物腰も段々悠然として貫禄がついてくる。
こういう姿はしばしば勝ち組ポジションに安住し,緊張感の欠如した姿として終わりの始まり風に語られるものだが俺にはホシザキの圧倒的な天下は業界全体が衰退するまで続きそうに思える。これから急成長し,天下を取りそうな会社は業界内部には今のところ一つもないので中国辺りの輸入品が跋扈するようにでもならない限りホシザキの天下は続く。
タグ:ホシザキ
















