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取り決めは履行されない [同級生の再起にまつわる話]

 このカテゴリーで取り上げる同級生との係争事案も思い返してみると随分長引いている。
彼の自宅でエアコンの工事を行っていたのが既に一昨年の7月頃なのだからそこを起点としてみても既に一年半以上にもなる。

 何分,金銭トラブルで裁判所に相手方を提訴するというのは生まれて初めてのことなので俺は色々と手間取り,それ以前にあれこれ内心の葛藤があった。

前回記事:一回目の入金を確認
http://tuttle.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302343518-1

 前回の記事で俺が書いたことをここで再度引用する。
しかしこの返済は完了されない。この男は途中のどこかで必ず返済を怠るようになることを俺は確信している。

 入金が行われたのは2月末日付けで2回目までだった。
本日,4月1日夕方の時点で彼からの入金は記帳されていない。
俺の予測はものの見事に的中したことになる。勿論,送金が遅れるという連絡が来ているわけでもない。恐らく月半ばに遅れて入金ということもなされず,今月末に状況はデッドラインを超えるだろう。

 ここで少し脱線。
俺はキリスト教徒ではないが宗教に教えられるところはやはり色々とある。
 そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(新約聖書 ルカによる福音書 第23章34節)

 俺はこれまでモラルに期待できない者はルールで縛るしかないのだと繰り返し書いてきた。ではそのルールさえも足蹴にするような者はどうあるべきなのだろうか?
 時代や場所を問わず人の因業さ加減というのは変わらない。その男はここ2年ほどの間に俺を含めて随分多くの人達を踏みつけたり欺いたりし続けてきた。そして裁判所で取り決められた調停調書というルールもその男にとってはたったの二ヶ月程度で打ち捨ててしまう程度の重みしか持たないもののようだ。

  前段の問いに対する答えは明白である。
ルールを足蹴にする者には罰が待っている。そういうことだ。
罰を恐れるが故にモラルを遵守する姿というのは人として必ずしも上等とは言い難い。
ならば罰をも恐れずに我欲を貫き通して周囲に迷惑をかけ続ける者はどうなるべきか。
この世に生まれ落ちて半世紀以上を生きた人間なら自分のしていることが何で、それがどんな反応を招くのかくらいは知っているべきだ。悪意を持って他人を利用する者には・・・・・

そこで、イエスは彼に言われた、「あなたの剣をもとの所におさめなさい。剣をとる者はみな、剣で滅びる。それとも、わたしが父に願って、天の使たちを十二軍団以上も、今つかわしていただくことができないと、あなたは思うのか。しかし、それでは、こうならねばならないと書いてある聖書の言葉は、どうして成就されようか」 (新約聖書 マタイによる福音書 第26章52,53,54節)

 俺は奴を理解することを止めた。
怒りはない。不思議なくらい怒りの感情が湧いてこない。俺は一ヶ月後,入金口座を確認するその日をただ待つ。強制執行,動産差し押さえという事態でさえその男にとっては屁の河童、と,解釈するのはあながち間違っていないかもしれない。
 
 しかし出来事はそれで決着するのだろうか。強制執行という出来事は罰たり得るのか。本当の罰というのはその先にあるのかもしれないのだがその男はそれを意識することはない。



 震えて眠る日々というのは奴には無縁のものらしい。そして俺には怒りも憎悪ももはやない。これは俺の諦念を表しているわけではない。理解不能で有害な生き物を人はどのように扱うか,そういうことなのだよ諸兄。
Paradise_Lost_12.jpg

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コメント 7

くるみ

本当に長引いてますね!? ニュースでも そんな事件があったのかと思う位に裁判は長引いてますよね。エアコン工事の件、記憶に残ってます(^^)d 確か屋根で煙草を吸ったような。 法的手段も意味の無い事なのかと嘆かわしい世の中ですね(;_;) でも『悪』がまかり通らない世の中だと、信じたいです!!
by くるみ (2013-04-03 08:13) 

HarryTuttle

くるみ様,コメントありがとうございます。
状況は既に金銭面のみならず別の動きを生み出しています。
いずれ物事が進んだときにそれははっきりするでしょう。
具体的に私のすることの一つ目は,この社会に害なす存在をネット上に公開することです。
by HarryTuttle (2013-04-03 20:31) 

ぴよんきち。

実家が因業な事に小料理屋(と称する和風居酒屋)を
やってるんですが、ツケを踏み倒した客に、
実家の親戚の回収屋を投入したので、
端から見てても恐ろしい事になってました。
(手口はさすがに言えません)。
ともあれ、実家の小料理屋、厨房設備と言えるほどの物はなく
家庭用のキッチン+α。
普通の人が飲みながら気安くつまむモノは、業務用スーパーで
出来合いの冷凍素材(切断ずみ)を買って来て
解凍し、煮たり焼いたりするだけ。
一日に数食出る程度の「看板メニュー」だけは
早朝から魚を仕入れて手でコツコツと仕込んでいます。
最初は、「酷い手抜きやん。安い品でも心を込めないと」と
思って居たのですが、案外正解かも知れない、と
最近思っています。
by ぴよんきち。 (2013-04-04 12:34) 

ぴよんきち。

あ、実家の小料理屋の名誉の為に
さすがに上は言い過ぎでした。もうちょっとマシな商売してます。
とは言え、田舎の魚屋。決まった魚なんか入りませんし、
美味しい魚もその日によって違う。
ですから、私の親は、その日の出来が良い安い地魚を買って来て、
自分で捌いて、魚の種類によって、
刺身にしたり昆布〆にしたり湯引きにしたりして、
養殖モノのハマチやら冷凍の短冊を切ったマグロやらの
横にちょこんと添えてます。
もっと良い方法があるのかもしれませんが、
少なくとも私には
「ああ、俺の親は良く考えてるんだなぁ。」
と最近しみじみ思えるように
なりました。
脱線、失礼致します。

by ぴよんきち。 (2013-04-04 12:50) 

ぴよんきち。

ただ、私の親は上記の行為を例えて
「例えもう、うんざりしてても、ストーンズやったら、ライヴの最後にサティスファクションやらな、お客に失礼やろ。それが商売。自分が「この魚は美味しいからお客さんに出したい」と思ったら、それは趣味やから趣味の範疇として添え物でやればよろしい」と言っておりますが、サティスファクションを冷凍マグロの短冊に例えるのは、余りにもストーンズに失礼だと思います。
by ぴよんきち。 (2013-04-04 13:00) 

HarryTuttle

ぴよんきち様,ご無沙汰しております。
商売人の私にはご実家の様子が明瞭にイメージできます。
一部例外を除けば飲食業のありようはぴよんきち様の仰られるようなものであって、
*わかる客もいないのに築地直送とか何とかって高価な食材を自己満足で買い込み
*俺は飯屋じゃねえんだ,と粋がってランチはやらずに食材のロスを出放題にし
*調理師免許も持っていないのにでかでかと河豚料理ののぼりを軒先におっ立てる
 
 こういう独りよがりな真似を性懲りもなく続けたいがために他人を踏み台にしてもいいなどということはないのです。

 以前コメントを頂いた記事を再度公開したいと考えています。
人としてのモラルはおろか裁判所で取り決められた調停事項さえも遵守する気のない人間なのですから最早配慮を働かす必要はない,と私の中ではスイッチが入ったのでございます。
by HarryTuttle (2013-04-04 14:54) 

ぴよんきち。

HarryTuttleさま。
ご返事ありがとうございます。
記事の再掲に当たっては、
私のコメントは不掲載にするなり、
ズバリ掲載するなり、ご自由になさって下さい。

その方は、きっと、今まで、「焼き畑農法」のような
人間関係を築いていたんでしょうね。
その輩を沈め始めた時点で、
同じように酷い目にあった人がワラワラと出て来て、
HarryTuttleさまが「被害者の会」の会長になって
余計に苦労なさらぬよう、心の片隅で念じておきます。

by ぴよんきち。 (2013-04-04 22:23) 

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